CHAPTER 06 5 / 10
週次報告をラクにする
毎週の報告づくりに半日かかっていませんか。材料を一か所に集め、型を決め、数字は道具に集計させて、週次報告を短時間で終わらせる方法を紹介します。ぽんぽこ制作所の会話をもとに、順を追って説明します。
約5分で読めます
段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
この記事の内容
この記事でわかること
- 週次報告に時間がかかる原因がわかる
- 報告の型と材料の集め方がわかる
- 数字を道具に集計させる手順がわかる
金曜の夕方、報告のために全員に聞いて回って、気づけば 3 時間。そんな週次報告を、「写すだけ」に変えましょう。
時間がかかる原因は「集める」こと
週次報告に時間がかかる理由は、ほとんどが次のどれかです。
- 進み具合が人の頭の中やチャットに散らばっている
- 毎週、書き方がばらばら
- 数字を手で数え直している
逆に言えば、日々の記録がその場所に残っていれば、報告は「写す」だけで済みます。
この図は、「集める」作業を減らすための 3 つの変え方です。以降の手順は、この右側に近づける順番になっています。
手順 1: 材料を一か所に集める
報告の材料は、日々の作業の中で自然にたまる状態にします。
- 作業が終わったら、その場で完了にする
- 進捗の変更やひとことは、課題のコメントに書く
- かかった時間は、その日のうちに記録する
「報告のために集める」のではなく、「いつもの作業で記録が残る」状態が理想です。
手順 2: 報告の型を決める
型が決まっていれば、毎週の悩みが減ります。たとえば次の 5 項目です。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 全体の状態 | 順調/注意/遅れ、の一言 |
| 今週できたこと | 完了した課題の一覧 |
| 来週やること | 期限が来週の課題 |
| 困りごと・お願い | 待ち、詰まり、お客様へのお願い |
| 数字 | 完了数、残り、工数(予定と実績) |
型は、前回の報告をコピーして書き換える形にすると、さらにラクになります。
手順 3: 数字は自動で集める
完了数や期限切れの数は、数え直すと間違えます。道具に集計させましょう。
- 完了した課題を、期間(今週)で絞り込む
- 期限が来週の課題を、期間で絞り込む
- 工数の合計を、期間(今週)で見る
この 3 つが画面で見られれば、数字の部分は 5 分で終わります。
たとえば、akamine の課題の一覧には、絞り込みのボタンが並びます。

- 「今週が期限」「未完了」のように、ボタンひとつで絞り込める
- 右上に、いま表示している件数が出る
工数の合計は、レポートの画面で見られます。

- 上に、合計時間、記録した人、記録のある課題の数が並ぶ
- 右の「内訳」で、課題ごとの時間と割合が見える
手順 4: 人に聞くのは「困りごと」だけ
「何か止まっていませんか?」「お客様にお願いしたいことは?」の二つを、朝会などの短い時間で聞いておけば十分です。
この図は、週次報告までの流れです。報告の日に集めるのではなく、日々の作業が、そのまま材料になります。
まとめ
- 週次報告の時間の大半は、集める作業
- 日々の作業で、完了・コメント・工数が残る状態にする
- 型を決めて、毎回同じ形で書く
- 数字は道具に集計させる
- 人に聞くのは、困りごとと不安だけにする
akamine でやるなら
akamine では、完了した課題や期限の近い課題を絞り込みで出せます。工数は「レポート」の「工数」で、期間を選んで合計、人ごと、課題ごとの内訳を見られ、CSV にも書き出せます。誰がいつ動いたかは「アクティビティ」で確認できます。詳しくは 工数レポート と アクティビティレポート を見てください。
アクティビティのレポートでは、誰がいつ動いたかも見られます。

- 上に、動き・作成・完了・コメント・変更の件数が並ぶ
- 右下の「人ごとの動き」で、誰がどのくらい動いたかが見える