CHAPTER 02 14 / 19
コメントのマナー
課題のコメントは、チームの会話の記録です。良いコメントと悪いコメントの違いや、気持ちよく読み合うための書き方のコツを紹介します。
約6分で読めます
段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
この記事の内容
この記事でわかること
- 良いコメントと悪いコメントの違いがわかる
- コメントの書き方の5つのコツがわかる
- 読む側のマナーがわかる
「違う」とだけ書かれたコメントを受け取って、どこを直せばいいのかわからず固まった。そんな経験はありませんか。
ひなたが、ケンジのコメントを読んで、しょんぼりしています。
コメントは「あとから読まれる記録」
課題のコメントは、目の前の相手への返事であると同時に、あとから読む人への記録です。
- 担当が変わった人が、経緯を知るために読む
- 数か月後、「なぜこうなったか」を調べるために読む
- 関係者が、状況を把握するために読む
読む人は、書いたときの空気を知りません。文字だけで伝わることが大切です。
良いコメント、悪いコメント
| 悪いコメント | なぜ困るか | 良いコメント |
|---|---|---|
| 違います | どこが違うかわからない | ロゴの色が、指定の #2E7D32 と違います。差し替えをお願いします |
| 確認しました | 何を確認し、どうだったか不明 | PC とスマホで表示を確認しました。問題ありません |
| 了解 | 何を了解したか不明 | 10/18 までに修正します |
| まだですか? | 責めているように聞こえる | 進み具合はいかがですか。手伝えることがあれば教えてください |
| (長い文章が一続き) | 読み切れない | 要点を箇条書きに、補足は短く |
コメントは、課題の詳細の「会話」の欄に並びます。たとえば、こんな画面です。

- コメントは、書いた人の名前と時刻つきで並ぶ
- 「再現手順を本文に書きました」のように、何をしたかが書いてあるコメントは、あとから読んでも意味が通る
書き方の 5 つのコツ
1. 結論から書く
最初の一文で、「何をしてほしいか」「どうなったか」を書きます。理由や経緯は、その後に続けます。
2. 具体的に書く
「ちゃんと」「しっかり」は、人によって基準が違います。数字、名前、場所を入れます。
3. 次のアクションを書く
だれが、何を、いつまでにするのか。コメントの最後に、次の一手を書きます。
4. 感情ではなく、事実で書く
文字は、冷たく読まれがちです。「ちゃんとやって」より、「ここが指定と違います」のように、事実を書きます。相手を責める言葉は避けます。
5. 感謝と確認をひとこと添える
「対応ありがとうございます」「確認できました」のひとことがあるだけで、受け取る側の気持ちが変わります。
良いコメントの組み立てです。
上から順に書くと、読む人が迷いません。
読む側のマナー
コメントを受け取るときにも、心がけたいことがあります。
- 指摘は、人ではなく、成果物に向けられたものと受け取る
- 意味がわからなければ、推測せず、聞き返す
- 返事が必要なコメントには、早めに返す
迷ったら「チャット」ではなく「課題」に書く
課題に関する話は、課題のコメントに残します。チャットや口頭でやりとりしても、あとから探せません。話し合いで決まったことは、短くでもコメントに残します。この話は「どこに書く?(チャット・メール・課題)」で扱います。
コメントを送る前に、見直す項目です。
- 最初の一文で、してほしいことが伝わる
- 「ちゃんと」「しっかり」を使わず、具体的に書いた
- 次のアクションを書いた
- 責める言葉を使っていない
- 課題の話を、課題のコメントに残した
全部にチェックがつけば、あとから読まれても伝わるコメントです。
まとめ
- コメントは、あとから読まれる記録
- 結論から、具体的に、次のアクションまで書く
- 感情ではなく、事実で書く
- 読む側は、成果物への指摘と受け取る
- 課題の話は、課題のコメントに残す
akamine でやるなら
akamine の課題の詳細は、会話はコメントが主役の作りです。コメントに返信でき、「すべて」を選ぶと、ステータスの変更などの履歴が一緒に並びます。書き方は「コメントを書く」、あとから経緯を追うには「履歴を見る」を見てください。
「すべて」を選ぶと、コメントのあいだに、ステータスの変更や工数の記録が並びます。

- 「会話」の右上の「コメント」「すべて」で、表示を切り替える
- 「すべて」では、ステータスの変更(未対応から処理中)や工数の記録も並ぶ
- 各コメントの下の「返信」で、そのコメントに返事できる