CHAPTER 07 7 / 10
リモートで進める
顔が見えないリモートでは、状況が見えないことが最大の敵です。見える化・書く習慣・オンライン会議のルールで、離れていても進める方法をまとめます。ぽんぽこ制作所の会話をもとに、順を追って説明します。
約6分で読めます
段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
この記事の内容
この記事でわかること
- リモートで困ること(見えない)がわかる
- 見える化の3つの工夫がわかる
- オンライン会議のルールがわかる
隣の席なら一目でわかったことが、画面の向こうでは、まったく見えない。リモートの進め方で大事なのは、「見える」を意識して作ることです。
リモートでは「見えない」ことが問題
オフィスでは、隣の席の様子や雑談から、自然と状況が伝わります。リモートではそれがなくなり、次の問題が起きやすくなります。
- 誰が何をしているかわからない
- 困っていても、言い出しにくい
- 聞きたいことがあっても、タイミングがわからない
- 雑談がなくなり、関係が薄くなる
だから、意識して見えるようにする必要があります。
課題とボードで、誰が何をしているか
始めた・終わった・詰まった
集中する時間と、話せる時間
この図は、見えない状況を補う 3 つの工夫です。どれも、特別な道具がなくても始められます。
見える化の 3 つの工夫
1. 進み具合を、画面で見えるようにする
口頭で聞かなくても、各自の状況がわかる状態にします。作業を課題として管理し、ステータスを動かしていれば、「誰が何をしていて、どこが止まっているか」が一目で見えます。
たとえば、akamine のカンバンは、こんな画面です。

- 列ごとに、課題の数が出る
- カードに、担当者のアイコンが付くので、誰がどこまで進めているかがわかる
2. 書く量を、少しだけ増やす
オフィスなら口頭で済んだことも、文字にします。長文は不要です。
- 作業を始めるとき、「〜から始めます」
- 終わったとき、「〜が終わりました」
- 困ったとき、「〜で詰まっています」
この一言が、見えない状況をうめます。
この図は、三つの一言を、作業の流れに並べたものです。とくに、色の付いた「詰まっています」が書かれると、周りが助けに動けます。
3. 「いつ話せるか」を共有する
「13 時〜14 時は集中したいので返信が遅いです」「15 時以降は、いつでも話せます」と共有します。話しかけてよい時間がわかれば、お互いに遠慮せず済みます。
オンライン会議のルール
| ルール | 理由 |
|---|---|
| 目的と終了時刻を、先に伝える | ダラダラを防ぐ |
| 資料や画面を、共有しながら話す | 認識のずれを減らす |
| 決まったことを、その場で書く | 記録が残る |
| 発言のあとに、少し間を取る | 通信の遅延や、発言しづらさに配慮する |
| 雑談の時間を、少し持つ | 関係を保つ |
たとえば、akamine のホームには、チームの最近の動きが並びます。

- 右下の「チームの動き」に、誰がコメントしたかが、一行ずつ出る
- 右上の「お知らせ」に、自分あてのメンションが出る
離れていても「ひとりにしない」
リモートでは、孤立感が出ます。次の習慣が役に立ちます。
- 朝会で、全員の顔を見て話す
- 良い仕事に、「ありがとう」「助かった」と声を出す
- 週に一度は、顔を見て 1 対 1 で話す
まとめ
- リモートでは、状況・困りごとが見えにくくなる
- 進み具合は、課題やボードで見える形にする
- 始めた・終わった・詰まった、の一言を書く
- 話しかけてよい時間を、共有する
- オンライン会議は、目的・記録・雑談のルールを持つ
akamine でやるなら
akamine のホームの「チームの動き」や、プロジェクトの「アクティビティ」では、誰がいつ動いたかを確認できます。カンバンを見れば、各自の課題がどの段階かが一目で分かり、リモートでも状況をつかめます。使い方は チームの動き と カンバンの使い方 を見てください。
プロジェクトの「アクティビティ」では、動きの推移と、人ごとの動きを確認できます。

- 上に、動き・作成・完了・コメント・変更の件数が出る
- 右下の「人ごとの動き」で、人ごとの件数と割合が棒で見える