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CHAPTER 01 11 / 11

新人PMの最初の1週間チェックリスト

新しくプロジェクトを任されたとき、最初の 1 週間で何をするか。曜日ごとのチェックリストで、迷わずに最初の一歩を踏み出せるようにまとめました。失敗しやすいポイントも載せています。

約6分で読めます

ひなた虎田さん
プロジェクト管理ってなに?のイメージ
段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
3. カンバン入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
9. リスクとトラブル
10. ツール選びと定着
この記事の内容

この記事でわかること

  • 最初の1週間の流れがわかる
  • 1日ごとにやることがわかる
  • 完璧でなく「見える状態」を目指せる

「今度の案件、よろしくね」と任されて、何から手をつけるか固まってしまった。そんな初日は、誰にでもあります。

ひなた
ひなた虎田さん、来週から、はじめて一つの案件を任されます。何から始めればいいでしょうか。頭が真っ白で……。
虎田さん
虎田さん大丈夫。最初の 1 週間でやることを、チェックリストにしてあげよう。
ひなた
ひなたありがとうございます!
虎田さん
虎田さんただし、全部を完璧にやる必要はないよ。「見える状態」を作るのが目標だ。

1 週間のゴール

最初の 1 週間で目指すのは、次の三つです。

  1. 何のプロジェクトか、チーム全員が同じ理解を持っている
  2. やること・担当・期限が一覧になっている
  3. 困ったときの連絡先が決まっている
  1. 1
    目的と関係者を知る

    決める人と窓口を確認

  2. 2
    範囲と期限を確かめる

    やる・やらないを書き出す

  3. 3
    作業を書き出す

    半日〜数日の大きさに割る

  4. 4
    スケジュールを引く

    節目と余裕を入れる

  5. 5
    チームとお客様に共有

    キックオフを開く

最初の 1 週間の流れ。一日に一つ、積み上げる

1 日目:目的と関係者を知る

  • お客様から聞いた話や、見積書・契約の内容を読む。
  • プロジェクトの目的を、自分の言葉で一文にしてみる。
  • 決める人(最終 OK を出す人)は誰か確認する。
  • お客様側の窓口は誰か確認する。

2 日目:範囲と期限を確かめる

  • やること(スコープ)と、やらないことを書き出す。
  • 公開日などの動かせない期限を確認する。
  • 予算と、使える人(社内の担当)を確認する。
  • 分からないところを、虎田さんなど先輩に聞く。

3 日目:作業を書き出す

  • 大きな作業を、半日〜数日の大きさに割る。
  • 抜けがないか、チームに見てもらう。
  • 一つ一つの作業に、担当を一人ずつ決める。
  • 見積もりと照らして、多すぎないか確認する。

書き出した作業は、課題の一覧にすると、担当と期限が横に並んで見えます。

課題の一覧。作業が一行ずつ並び、担当者・期限・マイルストーンが横に並ぶ
課題の一覧。作業が一行ずつ並び、担当者・期限・マイルストーンが横に並ぶ
  • 親子の字下げで、大きな作業と小さな作業の関係がわかります。
  • 担当が空の行や、期限のない行も、ひと目で見つかります。

4 日目:スケジュールを引く

  • 作業の順番(先にやること・後にやること)を整理する。
  • 節目(マイルストーン)を 2〜4 個、決める。
  • 余裕(バッファ)をいくらか入れる。
  • 土日や祝日、メンバーの休みを確認する。

順番と日程は、横棒で並べると、重なりや余裕が見えます。

ガントチャート。作業の棒と、節目のひし形(マイルストーン)が日程順に並ぶ
ガントチャート。作業の棒と、節目のひし形(マイルストーン)が日程順に並ぶ
  • 棒が重なっているところは、同時に進む作業です。
  • 上のひし形が、決めた節目です。

5 日目:チームとお客様に共有する

  • キックオフ(開始の会議)を開き、目的・範囲・日程を共有する。
  • 連絡の場所(チャット、メール、課題)のルールを決める。
  • 進み具合を見る頻度を決める(毎朝、週 1 回など)。
  • お客様に、今後の流れを伝える。

よくある失敗

  • 一人で抱えて、計画をチームに見せない。
  • 決める人を確認しないまま、デザインを進める。
  • 期限だけ決めて、作業の中身を書き出さない。
ひなた
ひなたまず見える形にして、みんなに見てもらうんですね。
虎田さん
虎田さんそう。わからなくなったら、いつでも相談して。

迷ったときの合言葉

「見える」「一人」「期限」の三つです。やることが見える形になっているか。担当は一人か。期限はあるか。この三つを確かめれば、最初の 1 週間はたいてい大丈夫です。

  • やることが、見える形になっている
  • どの作業も、担当は一人
  • どの作業にも、期限がある
迷ったときの確認。この三つがそろえば、まず大丈夫

まとめ

  • 最初の 1 週間は、目的・範囲・作業・日程・連絡のルールを整える。
  • 決める人と窓口は、早めに確認する。
  • 完璧を目指さず、見える状態を先に作る。
  • 計画は、直しながら進めていく。
とらまる
とらまる最初の一歩は、書き出すことだよ。

akamine でやるなら

1 日目から 3 日目の「書き出す」作業は、プロジェクトを作り、課題を登録するところから始められます。メンバーも招けば、5 日目の共有まで akamine の中で進められます。プロジェクトを作る画面は、名前とキーを決めるところから始まります。

プロジェクトを作成する画面。名前、キー、説明、公開範囲、期間、テーマカラーを決める
プロジェクトを作成する画面。名前、キー、説明、公開範囲、期間、テーマカラーを決める
  • 名前とキー(課題の番号の頭に付く文字)を決めます。
  • 公開範囲、親プロジェクト、期間、テーマカラーも、同じ画面で選べます。

手順はプロジェクトを作るとはじめての課題を作るから。

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