CHAPTER 04 7 / 11
営業日で数える
スケジュールは、暦の日数ではなく営業日で数えると狂いにくくなります。土日・祝日・会社の休みの扱い方と、連休で起きやすい失敗、数え方の3つのルールを具体例で説明します。
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段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
この記事の内容
この記事でわかること
- 暦日と営業日の違いがわかる
- 営業日で数えないと起きることがわかる
- 数え方の3つのルールがわかる
「5日で終わります」と言ったのに、土日をはさんで期限が来週になっていた。日数の数え方がそろっていないと、こうなります。
暦の日数と営業日のちがい
日数の数え方は、2通りあります。
- 暦日(れきじつ): カレンダーどおりに、土日祝日も含めて数える
- 営業日: 働く日だけを数える。土日や祝日、会社の休みは数えない
木曜日に始めて「5日」で終わらせる場合を比べてみます。
この図の上の棒は、土日をはさむと、働ける日が3日しかありません。下の棒は、土日を飛ばして5日ぶん働いた長さです。
仕事の期間は、営業日で数えるのが基本です。人は土日に作業しない前提で見積もっているからです。
たとえば、こんな画面です。

- ツールバーの「日程 営業日」で、営業日で数える設定になっています
- 縦に並ぶ薄い帯が、土日の位置です
営業日で数えないと起きること
- 金曜日に始まる「3日」の作業が、実際には翌週の火曜日までかかる
- 連休をはさむ作業が、思ったよりずっと長くなる
- お客様の確認期間(「3日で返事をください」)が、連休でつぶれる
特に、大型連休と年末年始は注意が必要です。ゴールデンウィークの前後に納期を置くと、実際の作業日数が大きく減ります。
数えるときの3つのルール
1. 祝日と会社の休みを、先に入れておく
土日だけでなく、祝日、お盆休み、年末年始、会社の創立記念日などを、先にカレンダーに入れておきます。お客様の会社の休みも、確認しておきましょう。
2. 「何日かかる」は営業日で話す
チーム内の会話でも、お客様への説明でも、「5営業日」「来週の水曜」のように、数え方をはっきりさせて話します。「5日」と言うだけでは、人によって受け取り方が違います。
3. 土日に作業する前提は、立てない
「土日に頑張れば間に合う」は、計画ではありません。急ぎのときの最後の手段であり、最初から前提にすると、バッファ(余裕)がなくなります。
- 祝日と会社の休みを、先にカレンダーに入れた
- お客様の会社の休みも確認した
- 「5営業日」のように、数え方を言葉にした
- 土日に作業する前提を、立てていない
まとめ
- 日数には、暦日と営業日の2通りがある
- 仕事の期間は、営業日で数えるのが基本
- 祝日・会社の休み・お客様の休みを、先にカレンダーに入れる
- 「5日」ではなく「5営業日」と、数え方を言葉にそろえる
akamineでやるなら
akamineのガントは、既定で営業日で日程を数えます。土日と祝日は背景が薄く塗られ、バーをドラッグすると「5営業日」のように表示されます。休みの曜日や数え方(営業日・暦どおり)は、プロジェクトごとに設定できます。祝日や会社の休みは、システム管理の「休日」で登録します。マニュアルの「休日」と「ガントチャート」を見てください。
休日の登録画面は、たとえばこんな画面です。

- 内閣府のCSVやiCalのURLを入れて、祝日をまとめて追加できます
- 「休日を追加」から、会社の休みも登録できます