CHAPTER 10 10 / 11
自動化でラクをする
毎週同じ課題を作る、期限が近いと知らせるなど、繰り返しの作業を自動化する考え方を紹介します。どこまで任せ、何を人がやるかの線引きと、始め方がわかります。
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段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
この記事でわかること
- 自動化に向く作業の見分け方がわかる
- 「きっかけ・条件・すること」で考えられる
- 小さく始める手順がわかる
毎週まったく同じ手順で作る課題。気づけば何十回目……そんな作業はありませんか?
金曜の夕方。ひなたが、毎週同じ作業をしながら、ため息をついています。
ひなた毎週金曜に「週次レポートの作成」の課題を作って、担当を決めて、期限を入れて……もう 20 回目です。
ケンジそれ、機械にやらせろよ。
ひなたできるんですか?
虎田さんできるよ。「同じことを、同じ手順でやる」作業は、機械がいちばん得意だからね。自動化の考え方を話そうか。
自動化に向いている作業
次の 3 つに当てはまる作業は、自動化の候補です。
- 決まった周期で起きる: 毎週、毎月、毎朝
- 手順が毎回同じ: 判断が要らない
- 忘れると困る: 抜けると誰かが困る
Web 制作の現場で、よくある例です。
| 作業 | 自動化の考え方 |
|---|---|
| 週次レポートの課題を毎週作る | 決まった周期で、ひな型から課題を作る |
| 制作会議のあと、議事録の課題を作る | 会議のたびに作る課題を、周期で作る |
| 期限が近い課題を知らせる | 期限の数日前に、担当者へ知らせる |
| レビューが終わった課題を、次の担当へ回す | ステータスが変わったら、担当者を変える |
| 子課題がすべて終わったら、親を完了にする | 条件がそろったら、状態を変える |
毎週同じ課題を作る作業は、「繰り返し」にまかせられます。ひな形のテンプレートを先に作っておくのが出発点です。

- 「テンプレートを追加」から、課題のひな形を作る
- このひな形を使って、決まった周期で課題を作る

- 画面には「決まった周期で、課題を自動で作ります」とある
- 「まず、テンプレートを作りましょう」と、手順が案内されている
「〜したら、〜する」で考える
自動化は、「きっかけ」「条件」「すること」の 3 つで考えると整理できます。
- きっかけ: 何が起きたら動くか(課題ができた、ステータスが変わった、期限が近い)
- 条件: どんな課題に限るか(バグだけ、優先度が高いものだけ)
- すること: 何をするか(担当を変える、コメントを書く、通知を送る)
たとえば「ステータスが『レビュー』になったら、レビュー担当にコメントを書いて知らせる」という具合です。
この図は、さきほどの例を、3 つに分けたものです。
きっかけステータスが「レビュー」になる条件対象の課題に絞るすることレビュー担当にコメントを書く
「全部自動化しよう」と意気込むより、毎週のいやな作業を 1 つ消すくらいが続きます。
- 決まった周期で起きる作業である
- 手順が毎回同じで、判断が要らない
- 忘れると、誰かが困る
- 対象の課題を、小さく絞った
- すぐオフにできる
- 動いた記録を、あとから確認できる
とらまる同じことを 3 回やったら、自動化のチャンス。ただし、1 つずつ小さくね!
まとめ
- 周期的・手順が同じ・忘れると困る作業は、自動化に向いている
- 「きっかけ・条件・すること」で考える
- 作りすぎず、記録を残し、判断が要ることは人がやる
- 手作業を数えて、いちばん多い 1 つから始める
akamine でやるなら
akamine には、「〜したら、〜する」の自動化ルールと、決まった周期で課題を作る「繰り返し」があります。ルールには、ステータスの変更、担当者の変更、コメント、通知などが使え、実行の記録も残ります。どちらもプロジェクトの設定にあり、操作できるのはオーナーと管理者です。最初は、テンプレートから追加するのが手軽です。
