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関係者(ステークホルダー)を整理する
プロジェクトに関わる人は、お客様だけではありません。誰が決める人で、誰に報告し、誰に確認するのかを整理する方法を、桜井さんの例で学びます。窓口を一本にするコツも紹介します。
約6分で読めます
段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
この記事でわかること
- ステークホルダーが誰のことかわかる
- 「決める人」と窓口の確かめ方がわかる
- 相手ごとに伝え方を変えられる
完成間近に「実は、社長にも見てもらっていなくて」と言われて、冷や汗をかいたことはありませんか。仕事に関わる人は、思ったより多いものです。
ステークホルダーとは
ステークホルダーは「利害関係者」のことで、プロジェクトに関わる、または影響を受ける人すべてです。
Web 制作では、たとえば次のような人がいます。
| 立場 | 例 | 関わり方 |
|---|---|---|
| お客様(発注側)の決める人 | 桜井さん | 最終的に OK を出す |
| お客様側の関係者 | 家族、スタッフ、取引先 | 意見を言う、情報を出す |
| 自社のチーム | デザイナー、エンジニア | 作る |
| 社外のパートナー | カメラマン、ライター | 素材を作る |
| 利用者 | サイトを見るお客さん | 直接は関わらないが、影響を受ける |
関係者を、「決める力」と「関心の高さ」の二つで分けると、誰にどう接するかが見えてきます。
決める力は大きいが、日ごろは見ていない
決める人で、関心も高い。桜井さん
結果だけ短く共有
関心は高いが、決める力はない。家族やスタッフ
「誰が決める人か」を最初に確認する
トラブルで多いのは、決める人が途中で増えることです。担当者が OK を出したのに、あとから上の人に「やり直して」と言われる。こうしたことを防ぐため、最初に確認します。
- 最終的に OK を出すのは誰か。
- 意見を出す人は誰か。その意見は、誰がまとめるのか。
- 急ぎのとき、誰に連絡すればいいのか。
窓口を一本にすると、意見の流れは次のようになります。
関係者の整理表をつくる
次のような表に、名前と役割を書き出します。
| 名前 | 立場 | 決める力 | 連絡先・頻度 |
|---|---|---|---|
| 桜井さん | オーナー | 最終決定 | メール、週 1 回 |
| 桜井さんの息子さん | 家族 | 意見のみ | 桜井さん経由 |
| みさき | デザイナー | 制作 | 毎日 |
| ケンジ | エンジニア | 制作 | 毎日 |
akamine では、プロジェクトのメンバーと役割が、こんな画面で一覧になります。表をつくる代わりになります。

- 名前の右の欄で、オーナー・メンバー・報告者などの役割を決めます。
- グループ(デザインチームなど)ごと、まとめて入れることもできます。
誰にどれだけ伝えるか
関係者の全員に、同じ量の情報を伝える必要はありません。
- 決める人: 重要な節目で、確認と判断をもらう。
- 関わる人: 自分に関係するところを、必要なときに伝える。
- 見守る人: 結果だけ、短く共有する。
伝えすぎると読まれず、伝えなさすぎると不満が出ます。相手ごとに、量と頻度を決めておきます。
節目で確認と判断をもらう
自分に関係するところを伝える
結果だけ短く共有する
関係者は途中で変わる
最初に整理した関係者が、最後まで同じとは限りません。担当者が異動したり、新しく役員が加わったりします。ときどき表を見直して、変化があれば更新しましょう。変わったときこそ、「決める人は誰になりましたか」と聞き直すチャンスです。
まとめ
- ステークホルダーは、プロジェクトに関わる・影響を受ける人すべて。
- 最初に「誰が決める人か」「窓口は誰か」を確認する。
- 名前・立場・決める力・連絡の仕方を表にする。
- 相手に合わせて、伝える量と頻度を変える。
akamine でやるなら
akamine では、プロジェクトのメンバーに役割を割り当て、お客様やパートナーも「社外」のメンバーとして招けます。見せたくない情報は、公開範囲で絞れます。
連絡も、akamine の中で受け取れます。ホームの「お知らせ」には、自分へのメンションやコメントが並びます。

- 「あなたへのメンション」は、青い印で目立ちます。
- どの課題への連絡かが、課題の件名つきで出ます。
手順はメンバーを招く・役割を決めるにあります。