CHAPTER 03 1 / 9
カンバンとは?
カンバンは、作業を付箋にして「未着手・進行中・完了」の列に並べ、進み具合を見えるようにする方法です。トヨタ生まれの由来と、基本の考え方を学べます。紙のボードとツールの違いも説明します。
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段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
この記事でわかること
- カンバンの基本形(カードと列)がわかる
- カンバンの良いところがわかる
- 今日から小さく始める方法がわかる
「誰が何をやっているのか、一目で見たい」。そう思ったことはありませんか。会議室の壁に貼られた付箋に、そのヒントがあります。
カンバンの基本形
カンバンは、作業を 1 枚ずつのカード(付箋)にして、状態ごとの列に並べるボードです。いちばんシンプルな形は、三つの列です。
| 列 | 意味 |
|---|---|
| 未着手 | まだ始めていない作業 |
| 進行中 | 今やっている作業 |
| 完了 | 終わった作業 |
作業が進んだら、カードを右の列へ動かします。ボードを見れば、誰が何をやっていて、何が終わったのかが、ひと目でわかります。
実際のボードのイメージです。カードが列ごとに分かれています。
未着手3
進行中2
完了2
ツールの画面では、こう見えます。

- 列の見出しに、その列のカードの数が出ます。
- カードには、課題の番号、期限、ラベル、担当者のアイコンが見えます。
名前の由来
「カンバン(看板)」は、トヨタ自動車の生産方式(トヨタ生産方式)で使われた仕組みが元になっています。工場で、部品を必要な分だけ、必要なときに作るために、「この部品を作って」という札を使っていました。この札が「かんばん」です。
この考え方がソフトウェア開発に取り入れられ、今ではデザインや事務の仕事など、いろいろな現場で使われています。
カンバンの良いところ
- 進み具合が直感でわかる: 文字を読まなくても、カードの位置で状況がつかめます。
- 滞っている場所に気づける: 一つの列にカードが溜まっていたら、そこが詰まっています。
- 担当の偏りが見える: 一人にカードが集まっているのも、すぐにわかります。
- 始めやすい: 紙と付箋があれば、今日から始められます。
紙のカンバンと、ツールのカンバン
付箋のボードは手軽ですが、リモートで働く人や、案件が増えたときには追いつかなくなります。そこで、画面上のカンバンを使うことが増えました。
| 紙・ホワイトボード | ツール | |
|---|---|---|
| 手軽さ | とても手軽 | 登録の手間が少しある |
| 離れた場所から | 見られない | 見られる |
| 履歴 | 残らない | 残る |
| 担当・期限 | 書き込むのが大変 | カードに持たせられる |
始めるときの小さな一歩
最初から立派なボードを作る必要はありません。今週やる仕事を 5〜10 枚のカードにして、三つの列に並べるだけで十分です。1 週間使ってみて、使いにくいところを直していきましょう。
- 1仕事をカードにする
今週の分を 5〜10 枚
- 2三つの列を用意する
未着手・進行中・完了
- 3毎日、カードを動かす
朝か夕方に 1 回
- 41 週間後に見直す
使いにくい所を直す
まとめ
- カンバンは、作業をカードにして、状態の列に並べるボード。
- 基本の列は、未着手・進行中・完了。
- 流れを見えるようにして、詰まりと偏りを見つける。
- トヨタ生産方式の「かんばん」が元になっている。
akamine でやるなら
akamine の課題は、そのままカンバンのカードとして並べられます。課題の画面で「カンバン」に切り替えると、ステータスごとの列が現れ、カードをドラッグして状態を変えられます。使い方は、マニュアルのカンバンの使い方を見てください。
同じ課題を、リストでも見られます。画面の右上のアイコンで、リスト・カンバン・ガント・カレンダーを切り替えられます。

- 右上のアイコンで、見方を切り替えます。
- 見方を変えても、課題は同じものです。