akamine 相談する

CHAPTER 07 5 / 10

質問のしかた

質問は聞き方で、返ってくる答えの質と時間が変わります。状況・試したこと・知りたいことを添える質問の型と、15 分ルールなど聞くタイミングを紹介します。ひなたと虎田さんの会話から、やさしく学べます。

約5分で読めます

ひなたケンジ
チームのコミュニケーションのイメージ
段取り教室の目次(章と記事の一覧)
1. プロジェクト管理ってなに?
2. 課題管理入門
3. カンバン入門
4. ガントチャート入門
5. 見積もりとスケジュール
6. 進捗管理と報告
7. チームのコミュニケーション
8. Web制作の現場で
9. リスクとトラブル
10. ツール選びと定着
この記事の内容

この記事でわかること

  • 答えやすい質問の型がわかる
  • 画面やエラーを添えるコツがわかる
  • 聞くタイミング(15分ルール)がわかる

質問して、「どの画面の話?」と聞き返された。聞き返しが続くと、答えをもらうまでに半日かかります。最初の一通で、答えが返ってくる聞き方を身につけましょう。

ひなた
ひなたケンジさん、フォームの件、わかりません。
ケンジ
ケンジ……どのフォームの、何が?
ひなた
ひなたえっと、桜井さんのサイトの、あの、送れないやつです。
ケンジ
ケンジ送れない、って、どの画面で、どうなる?
ひなた
ひなたええと……。
ケンジ
ケンジ状況がわからないと、答えられないよ。

質問は「相手の時間をもらう」こと

質問は悪いことではありません。むしろ、聞かずに悩んで時間を溶かすことのほうが、チームにとっては損失です。ただし、質問は相手の時間をもらう行為です。答えやすい質問にすると、相手も早く答えられ、自分も早く解決できます。

質問の型「状況・試したこと・知りたいこと」

質問には、次の三つを入れます。

項目内容例
状況何をしていて、何が起きたか「お問い合わせフォームで、送信を押すとエラーが出ます」
試したこと自分でやってみたこと「ブラウザを変えても、同じでした」
知りたいこと何を聞きたいか「原因の見当がつくか教えてください」
答えにくい質問
答えやすい質問
「フォームがうまくいきません」
「お問い合わせフォームで、送信を押すとエラー画面になります」
何を試したか書かない
「ブラウザを変えても同じでした」
何を聞きたいかが不明
「原因として思い当たることはありますか?」
同じ質問でも、書き方で返ってくる答えが変わる

この図は、悪い例と良い例を並べたものです。右の質問は、「状況・試したこと・知りたいこと」の三つがそろっています。

画面やメッセージを添える

エラーの画面、メッセージの全文、URL を添えます。言葉で説明するより、はるかに伝わります。

たとえば、akamine の課題の詳細では、右側の欄に、ファイルをドロップして添付できます。

課題の詳細。右側に「ファイルをドロップするか、選んで添付」の欄があり、画像の貼り付けもできると書かれている
課題の詳細。右側に「ファイルをドロップするか、選んで添付」の欄があり、画像の貼り付けもできると書かれている
  • 右下の点線の枠に、「ファイルをドロップするか、選んで添付」「画像の貼り付けもできます」と出る
  • 左の「会話」には、再現手順を書いたコメントが並ぶ

「どこまで自分で調べたか」を書く

調べた跡があると、相手は同じことを繰り返さずに済みます。調べても出てこなかったなら、そう書きます。

聞くタイミング

ひなた
ひなたいつ聞けばいいんでしょう。調べているうちに、時間が過ぎてしまって。
ケンジ
ケンジ目安は、15 分。

おすすめは「15 分調べて、わからなければ聞く」です。

  • 5 分で聞くと、調べ癖がつかない
  • 1 時間悩むと、時間がもったいない
  • 15 分調べた内容は、そのまま質問に書ける

相手が忙しそうなときは、「今、聞いても大丈夫ですか?」と一声かけるか、課題のコメントに書いて待ちます。

困った15分調べる試したことをメモ状況を整理する聞く課題のコメントに解決を報告する
質問のタイミングと、その後

この図は、困ってから、解決を報告するまでの流れです。15 分で調べた内容が、そのまま質問の「試したこと」になります。

質問を残す

質問と答えは、あとで同じ疑問を持つ人の助けになります。口頭で済ませず、課題のコメントなどに書いておくと、財産になります。

また、答えをもらったら、必ず「ありがとうございます、解決しました」と返します。相手は結果を知りたいですし、チームの空気も良くなります。

  • 何をしていて、何が起きたかを書いた
  • 試したことを書いた
  • 知りたいことを1つに絞った
  • 画面やエラーメッセージを添えた
  • 解決したら、お礼と結果を返す
質問を送る前の確認

まとめ

とらまる
とらまる質問は「状況・試したこと・知りたいこと」。15 分調べたら、聞こう!
  • 聞かずに悩む時間のほうが、チームには損
  • 状況・試したこと・知りたいことの三点を入れる
  • 画面やエラーメッセージを添える
  • 15 分調べて、わからなければ聞く
  • 質問と答えは残し、解決したら報告する

akamine でやるなら

akamine では、質問を課題のコメントに書き、@ で相手を指名すると、通知が届きます。画像やファイルも添付できるので、エラー画面の写真も一緒に送れます。やりとりが課題に残るため、あとで同じ疑問を持った人も読み返せます。使い方は コメントを書く と メンションで呼ぶ を見てください。

課題の詳細。会話に、コメントと返信、履歴が並ぶ
課題の詳細。会話に、コメントと返信、履歴が並ぶ
  • コメントの下に「返信」のボタンがあり、質問と答えを、つながった形で残せる

関連する記事

段取り教室の一覧へ

akamine

チーム開発を、akamine で進めませんか。

今お使いのツールや Excel の運用を伺い、akamine での組み立て方をご説明します。Backlog・Redmine からの引っ越しもご相談ください。

資料請求・デモの相談 →