運用・管理 1 / 4
試験してから本番にリリース
使っているアプリを壊さずに作り替えるための「試験用の環境」と「リリース」の流れを説明します。変更の確認、止める印の変更、自動バックアップ、元に戻す方法まで、運用の手順を紹介します。
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Formia マニュアルの目次(章と記事の一覧)
アプリをつくる
入力項目ガイド
使っているアプリのフォームや項目を、本番のまま直すと、入力中の人に影響が出たり、過去のデータとの食い違いが起きたりします。Formiaでは、試験用の環境で作り替えて確かめ、問題がなければリリースで本番に反映できます。この記事では、その流れを説明します。
全体の流れ
- 試験用の環境を作る(最初の1回)
- 設計モードで、アプリやフォームを作り替える(本番には影響しません)
- 試験モードで、動きを確かめる
- 「リリース」で、変更の内訳を確認して、本番に反映する
- 問題があれば、履歴から元に戻す
画面の上の帯では、「利用」「試験」「設計」を切り替えます。「利用」が本番です。
1. 試験用の環境を作る
「試験用の環境」の画面で、作ります。作れるのは契約者だけです(契約によっては使えない場合もあります)。
作るときに、持ってくるものを選びます。
- アプリごとに、データを「なし」「サンプル」「全件」から選べます。個人情報を含む全件を選ぶときは、確認のチェックが必要です
- ユーザー・グループ・権限は、そのまま写されます。本番と同じメールアドレスとパスワードで入れます
- 組織の設定や、ホームの部品も、選べば持ってきます
作っているあいだも、本番は今までどおり使えます。
試験用の環境の中では、メールや連携は外へ送りません。試験用の環境に入れるのは、設計の権限のある人です。
2. 作り替えて、確かめる
「設計」で、フォームの項目を足す、帳票を直す、ワークフローを変えるなどします。「試験」では、本番とは別のデータで、入力や画面の動きを試せます。
3. リリースする
設計の上の帯の「本番に反映(リリース)」ボタン、または「管理」›「リリース」を開きます。ボタンの横の「未リリースの変更N件」で、反映されていない変更の数が分かります。
リリースの画面には、次が出ます。
- 変更の内訳: アプリごとに、追加・変更・削除が日本語で並びます。押すと、前後の中身を見られます
- 確認が必要な変更: 本番の実際のデータを数えて、影響を色で示します
- マスタのデータ: 選択肢などに使う表の行の差分
確認が必要な変更の色
| 色 | 意味 | 進めかた |
|---|---|---|
| 赤 | 止める | 既定で止まる。チェックして承知し、理由を書かないと進めない |
| 黄 | 確認 | チェックすれば進める |
| 灰 | 安全 | 確認は要らない |
赤や黄になる変更の例は、列の削除(値が入っている行数が出ます)、型の変更、必須や「重ならない」の追加、選択肢の削除、アプリやフォームの削除、権限が広がる変更、ワークフローの変更などです。承知した内容と理由は、リリースの記録と監査ログに残ります。
実行する
「本番に反映する」を押すと、確認の窓が出ます。組織の名前を入力すると、実行できます。実行できるのは、契約者か、リリースの権限(release.apply)を付けた役割の人です。
実行の中では、次の順で進みます。
- 自動でバックアップを取る(取れなければ、反映しません)
- 本番を短い保守状態にする(反映のあいだ、書き込みだけが止まります。読み取りはできます。数秒から数分です)
- 変更をまとめて反映する
- 失敗したときは、全部巻き戻り、本番は元のままです
画面を閉じても、仕事は続きます。開き直すと、進み具合を見られます。
4. 元に戻す
「管理」›「リリース」の履歴から、リリースを選び、「元に戻す」を押します。直前に取ったバックアップから、画面・項目・表・ビューなどの定義を戻します。