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計算値・自動採番

小計や合計を自動で出す「計算値」と、受付番号や設備番号を自動で振る「自動採番」の作りかた。式の例、番号の書式、欠番とオフラインでの採番を説明します。人が打たなくてよい数字を減らせます。

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Formia マニュアルの目次(章と記事の一覧)
はじめに
アプリを使う
アプリをつくる
入力項目ガイド
計算と条件
一覧とビュー
ワークフロー(承認)
自動化
帳票(PDF・印刷)
権限とユーザー
公開フォームと連携
現場・オフライン
運用・管理
この記事の内容

小計・消費税・合計のように、人が打たなくてよい数字は 計算値 で、「INS-0001」のような通し番号は 自動採番 で作ります。入力の手間と、転記の間違いが減ります。

見積・受注管理のフォーム設計画面。左の「ロジック」に、計算式(金額・小計・消費税・合計金額)と自動入力が一覧で出ている
見積・受注管理のフォーム設計画面。左の「ロジック」に、計算式(金額・小計・消費税・合計金額)と自動入力が一覧で出ている

計算値

計算値は、ほかの項目から式で値を出す項目です。入力する人は直せません。依存する項目が変わるたびに、自動で再計算されます。

作りかた

  1. フォームを組む画面で、「計算値」を置き、ラベルを付けます(例: 「小計」)。
  2. 式を書きます。ほかの項目は、名前(key)で指定します。
  3. 表示の形(桁区切りなど)を決めます。
  4. 「保存するか」を決めます。表示だけで保存しない計算値も作れます。

式の例

上の画像は、見積・受注管理の設計画面の「ロジック」タブです。計算式が一覧になっています。

計算値式のイメージ
金額(明細の1行)数量 × 単価
小計明細の全行の金額を合計
消費税(10%)小計 × 0.1を、小数点以下を切り捨て
合計金額小計 + 消費税

使える関数には、合計(SUM)・条件分岐(IF)・日付の計算(TODAY、DIFF_DAYSなど)・文字列の加工があります。詳しくは、計算式の基本 の章を参照してください。

計算の確定

画面での計算は、確かめのための表示です。保存のときに、サーバが同じ式でもう一度計算して、値を確定します。画面を直接触って値を変えても、保存される値は、サーバの計算結果になります。

ロジック一覧で確認する

設計画面の「ロジック」では、フォームの表示条件・計算式・自動入力が、一覧で見えます。どの項目がどの項目に依存しているかを確かめられます。計算が循環している(AがBに、BがAに依存する)と、保存できません。

自動採番

自動採番は、受付番号・設備番号・見積番号など、通し番号を自動で振る項目です。

書式は「コード体系」で決める

番号の書式は、項目ではなく コード体系 で決めます。同じ体系を、複数のフォームで共有できます。

書式の例振られる番号
EQ-{SEQ:4}-{CD}EQ-0001-7
INQ-{YYYY}{MM}-{SEQ:5}-{CD}INQ-202609-00123-42

{SEQ:4} は4桁の連番、{YYYY}{MM} は年月、{CD} は確認用の数字(チェックディジット)です。

  • 数字の区切り: 通し番号を、全体で1本にするか、年ごと・月ごと・日ごとなどに数え直すかを選べます。
  • 振るタイミング: 下書きの保存時か、送信が確定したときかを選べます。帳簿として欠番を嫌う番号は、送信が確定したときに振ります。
  • 欠番: 下書きを破棄すると、欠番が出る設定があります。欠番を一切出さない設定もありますが、その場合、同時に入力しても、番号を振る処理が順番待ちになります。

オフラインでの採番

電波のない現場で入力するときのために、同期のときに、端末へ番号の範囲があらかじめ渡されます。そのため、オフラインでも、正式な番号がその場で振られ、その番号が入った帳票もその場で出せます。

自動入力との違い

入力日や入力者を自動で入れる「自動入力」は、人が直せる点が計算値と違います。

自動入力計算値
人が直せるか設定による直せない
再計算しない(入力日などは最初の保存で確定)依存する項目が変わるたびに再計算
用途入力日・入力者・端末の記録合計・税額・年齢・判定

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