入力項目ガイド 15 / 15
計算値・自動採番
小計や合計を自動で出す「計算値」と、受付番号や設備番号を自動で振る「自動採番」の作りかた。式の例、番号の書式、欠番とオフラインでの採番を説明します。人が打たなくてよい数字を減らせます。
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入力項目ガイド
小計・消費税・合計のように、人が打たなくてよい数字は 計算値 で、「INS-0001」のような通し番号は 自動採番 で作ります。入力の手間と、転記の間違いが減ります。

計算値
計算値は、ほかの項目から式で値を出す項目です。入力する人は直せません。依存する項目が変わるたびに、自動で再計算されます。
作りかた
- フォームを組む画面で、「計算値」を置き、ラベルを付けます(例: 「小計」)。
- 式を書きます。ほかの項目は、名前(key)で指定します。
- 表示の形(桁区切りなど)を決めます。
- 「保存するか」を決めます。表示だけで保存しない計算値も作れます。
式の例
上の画像は、見積・受注管理の設計画面の「ロジック」タブです。計算式が一覧になっています。
| 計算値 | 式のイメージ |
|---|---|
| 金額(明細の1行) | 数量 × 単価 |
| 小計 | 明細の全行の金額を合計 |
| 消費税(10%) | 小計 × 0.1を、小数点以下を切り捨て |
| 合計金額 | 小計 + 消費税 |
使える関数には、合計(SUM)・条件分岐(IF)・日付の計算(TODAY、DIFF_DAYSなど)・文字列の加工があります。詳しくは、計算式の基本 の章を参照してください。
計算の確定
画面での計算は、確かめのための表示です。保存のときに、サーバが同じ式でもう一度計算して、値を確定します。画面を直接触って値を変えても、保存される値は、サーバの計算結果になります。
ロジック一覧で確認する
設計画面の「ロジック」では、フォームの表示条件・計算式・自動入力が、一覧で見えます。どの項目がどの項目に依存しているかを確かめられます。計算が循環している(AがBに、BがAに依存する)と、保存できません。
自動採番
自動採番は、受付番号・設備番号・見積番号など、通し番号を自動で振る項目です。
書式は「コード体系」で決める
番号の書式は、項目ではなく コード体系 で決めます。同じ体系を、複数のフォームで共有できます。
| 書式の例 | 振られる番号 |
|---|---|
EQ-{SEQ:4}-{CD} | EQ-0001-7 |
INQ-{YYYY}{MM}-{SEQ:5}-{CD} | INQ-202609-00123-42 |
{SEQ:4} は4桁の連番、{YYYY}{MM} は年月、{CD} は確認用の数字(チェックディジット)です。
- 数字の区切り: 通し番号を、全体で1本にするか、年ごと・月ごと・日ごとなどに数え直すかを選べます。
- 振るタイミング: 下書きの保存時か、送信が確定したときかを選べます。帳簿として欠番を嫌う番号は、送信が確定したときに振ります。
- 欠番: 下書きを破棄すると、欠番が出る設定があります。欠番を一切出さない設定もありますが、その場合、同時に入力しても、番号を振る処理が順番待ちになります。
オフラインでの採番
電波のない現場で入力するときのために、同期のときに、端末へ番号の範囲があらかじめ渡されます。そのため、オフラインでも、正式な番号がその場で振られ、その番号が入った帳票もその場で出せます。
自動入力との違い
入力日や入力者を自動で入れる「自動入力」は、人が直せる点が計算値と違います。
| 自動入力 | 計算値 | |
|---|---|---|
| 人が直せるか | 設定による | 直せない |
| 再計算 | しない(入力日などは最初の保存で確定) | 依存する項目が変わるたびに再計算 |
| 用途 | 入力日・入力者・端末の記録 | 合計・税額・年齢・判定 |