オンプレ〜クラウド間のネットワーク おんぷれくらうどかんのねっとわーく
Direct ConnectExpressRoute専用線VPNオンプレミス接続
オンプレ〜クラウド間のネットワークについて教えて
オンプレ〜クラウド間のネットワークとは
企業がハイブリッドクラウドを構成する際、オンプレミス環境とクラウドをどうつなぐかが重要な設計ポイントです。接続方式によって、通信の品質・コスト・セキュリティ・導入期間が大きく変わります。
主な接続方式はインターネット経由のVPNと、物理的な専用線(プライベート接続)の2種類です。さらに、SD-WANを組み合わせて複数回線を束ねることもあります。
主要な接続サービス
| サービス名 | クラウド | 方式 | 帯域 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| AWS Direct Connect | AWS | 専用線 | 1Gbps〜100Gbps | 複数ロケーション、冗長構成可 |
| Azure ExpressRoute | Azure | 専用線 | 50Mbps〜100Gbps | Microsoft 365との接続も可 |
| GCP Dedicated Interconnect | GCP | 専用線 | 10Gbps〜100Gbps | Partner Interconnectもあり |
| AWS Site-to-Site VPN | AWS | IPsec VPN | 最大1.25Gbps | インターネット経由、低コスト |
| Azure VPN Gateway | Azure | IPsec VPN | 最大10Gbps | Basic〜VpnGw5 |
接続方式の選び方
インターネットVPNを選ぶ場合
- 月次のデータ転送量が少ない(数百GB以下)
- レイテンシ変動を許容できるワークロード
- 初期コストを抑えたい・早期に接続したい
- 開発・テスト環境
専用線を選ぶ場合
歴史と背景
AWS Direct Connectは2011年にリリースされました。初期は接続拠点が少なく利用ハードルが高かったですが、国内主要都市の接続ロケーションが整備され、通信キャリア各社がDirect Connectパートナーとして対応するようになり、2010年代後半から企業での利用が一般的になりました。現在では主要な通信キャリア(NTT、KDDI等)がハイブリッドクラウド向けのワンストップサービスを提供しています。
冗長構成の重要性
関連用語
- クラウド間VPN — クラウド間のVPN接続
- ハイブリッドクラウド設計 — 全体の設計方針
- クラウドバースティング — オンプレからクラウドへの負荷移動