AR・VRアプリを使うイメージ

AR & VR APP

AR・VRアプリの開発

現実の空間に、新しい体験を重ねる

カメラ越しに商品を試着したり、実際の部屋に家具を置いてみたり——AR(拡張現実)・VR(仮想現実)アプリは、スマートフォンやヘッドセットを通じて「体験してから選ぶ」を可能にします。製造・建設・教育・小売・観光と、幅広い業種で活用が広がっています。

はじめに ── AR・VRアプリでできること

AR(拡張現実)とは、スマートフォンのカメラ映像に3DオブジェクトやテキストをリアルタイムでCG合成して表示する技術です。ユーザーは現実の空間を見ながら、そこに存在しない「もの」を重ねて体験できます。たとえば「この家具を自分の部屋に置いたらどう見えるか」「洋服を買う前にカメラ上で試着したい」といったニーズに応えるのがARの得意領域です。iOSのARKit・AndroidのARCoreが標準で平面検出や空間認識を提供しているため、多くのスマートフォンで特別なハードウェアを必要とせず動作します。

VR(仮想現実)は、画面全体を仮想空間に切り替え、ユーザーをその世界に没入させます。スマートフォンを使った簡易VRから、Meta QuestなどのVRヘッドセットを使った本格的な体験まで、用途・予算に応じた選択肢があります。製造・医療・建設の現場では危険な作業を安全に繰り返し訓練する研修ツールとして、不動産・観光業界では物件や観光地を遠隔から体感するバーチャルツアーとして活用されています。ARとVRはそれぞれ強みが異なりますが、どちらも「体験してから選ぶ・学ぶ」という新しいユーザー体験を提供できる点で共通しています。

導入のハードル・始め方について

AR・VRアプリで最初に検討すべき点の一つが3Dモデルの準備です。商品や設備の3Dモデルが手元にない場合は新規制作が必要になりますが、既存のCADデータや設計データがあれば変換・最適化してアプリに組み込めることが多いです。また、スマートフォンのGPU性能には機種によって差があるため、3Dモデルのポリゴン数やテクスチャサイズを用途に合わせて最適化することが快適な動作の鍵になります。一般的に、高精細なモデルはPCや専用ハードウェアで見映えがよくても、スマートフォンでは重くなりすぎるケースがあるため、アプリ向けに軽量化する工程が必要です。

「まずどこから始めるか」に迷ったときは、一つのユースケースを絞り込んで小さく始めることをお勧めしています。たとえば「商品5点のARバーチャル試着」や「VR施設内見の1フロア分」のように範囲を限定することで、費用・期間ともに現実的なかたちでスタートできます。ユーザーの反応を見ながらコンテンツを追加・更新できる管理機能もあわせて構築すると、リリース後の運用コストを抑えやすくなります。神戸ソフトでは、アイデアの段階から「何が技術的に実現できるか」「どう進めるか」のご相談に丁寧にお付き合いします。お気軽にお問い合わせください。

FOR WHOM

こんな方におすすめです

バーチャル試着や家具・インテリアのシミュレーションで購入前の不安を和らげたい小売・ECブランド

現地に行かなくても物件や施設をリアルに体感できるVR内見・VRツアーを提供したい不動産・観光業者

製造・建設現場の保守作業や施工支援に、AR重畳表示でペーパーレス・ミスレス化を図りたい企業

研修・トレーニングをVRで安全に反復体験させ、習熟度と定着率を高めたい教育・医療・製造業の担当者

CHALLENGES

よくあるお悩み・課題

AR・VRアプリの導入を検討される方が、よく抱えている課題です。

写真や動画だけでは「実際のサイズ感・質感」が伝わらない

ECや不動産では、商品・物件の写真を何枚見ても「自分の環境に合うか」がわかりにくく、購入後の後悔や返品・キャンセルが発生しやすい状況です。AR・VRは「その場で試す」体験を提供することで、この不安を和らげます。

現場作業のマニュアルが紙やPDFで参照しにくい

製造・建設・医療の現場では、両手が塞がった状態でマニュアルを参照しなければならない場面が多く、ミスや作業時間のロスにつながります。AR表示で作業手順を視野に重ねることで、ハンズフリーな情報提供が可能になります。

座学・動画研修だけでは体が動かない

危険を伴う作業や接客ロールプレイなど、繰り返し練習したくても実環境では難しいトレーニングがあります。VRを使えば、安全かつ何度でも本番に近い体験を積むことができます。

FEATURES

標準的に搭載する機能

必要な機能だけを選んで組み合わせられます。下記はよく実装する機能の一例です。

AR重畳表示(カメラ映像 × CG)

スマートフォンのカメラ映像に3Dモデルやテキスト情報をリアルタイムで重ね合わせます。ARKit(iOS)・ARCore(Android)の平面検出・空間認識を活用し、床や壁に合わせてCGオブジェクトを自然に配置します。

バーチャル試着・家具配置シミュレーション

衣類・メイク・アクセサリーをカメラ映像上で試したり、実際の部屋に家具やインテリアを置いた状態を確認したりできます。サイズ・カラーのリアルタイム変更にも対応し、購入前の不安を減らします。

ARナビゲーション・観光案内

カメラを向けた方向に案内矢印や施設情報を重ねて表示するARナビを実装できます。美術館や観光スポットでの解説表示、屋内の通路案内など、地図アプリとは異なる直感的な誘導体験を提供します。

現場・保守支援AR

機器や設備にカメラを向けると、部品名・手順・注意点が重畳表示されます。マーカー認識や3Dモデルとの照合で現場のペーパーレス化・作業精度の向上を支援します。

VR空間での研修・シミュレーション

Unity製の没入型VR空間でロールプレイや危険作業のトレーニングを提供します。スマートフォン向けの簡易VRからヘッドセット(Meta Quest等)を使った本格的な体験まで、用途・予算に合わせて構成を選べます。

3Dモデル表示・コンテンツ管理

GLB・USDZなど標準的な3Dフォーマットに対応し、商品や施設の3Dモデルをアプリ内で管理・更新できる仕組みを構築します。モデルのポリゴン数最適化も含め、デバイス性能に合った品質で動作するよう調整します。

SCREENS

主要な画面イメージ

01

ARカメラ画面

カメラ映像上に3Dモデルやガイド情報がリアルタイムで重畳表示されます。平面検出のフィードバックをUIでわかりやすく示し、初めて使うユーザーでも迷わず操作できる設計を心がけます。

02

商品・コンテンツ選択画面

試着・配置したい商品や体験コンテンツを選ぶ一覧画面。サムネイル・カラー・サイズなど選択肢をわかりやすく並べ、ARカメラ画面へスムーズに遷移できる動線を設計します。

03

VR体験・研修画面

VRモードでは画面全体が仮想空間に切り替わります。進行状況の表示・シナリオ分岐・チェックリストなど、研修目的に応じたUXをUnityで構築します。

※ 画面構成はイメージです。実際のデザインはヒアリングのうえ個別に設計します。

TECHNOLOGY

採用する技術

ARアプリの基本はARKit(iOS)・ARCore(Android)による平面検出・空間認識で、Unityを使うとiOS・Android両対応を効率よく実装できます。シンプルな商品ARであればFlutter上でSceneKit(iOS)やARCoreプラグインを組み合わせる選択肢もあります。VR向けにはUnityとMeta Quest SDKを組み合わせるのが現在の主流です。3DモデルはglTF/GLB・USDZ形式を使用し、スマートフォンで快適に動作するようポリゴン数・テクスチャサイズを最適化します。モデル制作・変換の対応範囲はご相談のうえ決定します。バックエンドはFirebaseを中心に構成し、コンテンツ(3Dモデル・シナリオ)の更新管理機能もあわせて提供します。

FlutterUnityARKit(iOS)ARCore(Android)SceneKit / RealityKitFirebaseGLB / USDZ(3Dフォーマット)Meta Quest SDKREST API / GraphQL

PRICE & PERIOD

費用と開発期間の目安

開発期間の目安

4〜8ヶ月

費用の目安

500万円〜

スモールスタート

500万円〜

単一ユースケースのARアプリ

  • ARカメラ表示(平面検出・3Dモデル配置)
  • 商品・コンテンツ選択画面
  • iOS / Android 両対応
  • 既存3Dモデルの組み込み(最大5点程度)
  • シンプルな管理画面(モデル差し替え)

スタンダード

900万円〜

複数機能・複数コンテンツのAR/VRアプリ

  • スモールスタートの全機能
  • マーカー認識・ARナビゲーション
  • カラー・サイズのリアルタイム切り替え
  • VR体験モード(スマートフォン向け)
  • コンテンツ管理ダッシュボード
  • 3Dモデル最適化サポート(最大20点程度)

カスタム

1,500万円〜

本格VR研修・現場支援・大規模AR

  • スタンダードの全機能
  • Meta Quest等ヘッドセット対応
  • 研修シナリオ分岐・進捗管理
  • 現場保守支援AR(機器認識・手順表示)
  • 社内システム・ERPとのAPI連携
  • 長期運用・コンテンツ追加サポート

※ 価格はすべて税別・目安です。機能要件により変動します。正確なお見積もりは無料で承ります。

CASE

導入イメージ

家具・インテリア 小売

家具・インテリアブランドが「部屋に置いてみるAR」を導入(想定イメージ)

購入前に実際の部屋で家具のサイズ感・デザインを確認したいというユーザーの声を受け、スマートフォンで床面を認識して3Dモデルを配置するARアプリを開発。カラー・サイズのリアルタイム切り替えにも対応することで、「イメージと違った」という理由での返品・キャンセルの抑制につながりました。3Dモデルは既存のCADデータをGLB形式に変換・最適化して活用し、新商品追加も管理画面から運用できる体制を整えました。(※本事例は想定イメージです。特定企業の実績を示すものではありません。)

※ 想定される活用イメージです。

FAQ

よくある質問

Q. スマートフォンだけで動作しますか?専用機器は必要ですか?

AR機能はiOS・Androidスマートフォンのみで動作します。VR機能はスマートフォン向けの簡易なものから、Meta QuestなどのVRヘッドセットを使う本格的なものまで選択肢があります。用途・ターゲットユーザー・ご予算に合わせて、最適な構成をご提案します。

Q. 3Dモデルはこちらで用意する必要がありますか?

お持ちのCADデータや3Dデータがあれば、アプリ向けに最適化(ポリゴン削減・テクスチャ調整)して組み込むことができます。3Dモデルの新規制作が必要な場合は、提携するCG制作会社をご紹介するか、制作費込みのご提案も可能です。モデル点数や精度によって費用・期間が変わりますので、まずはご相談ください。

Q. VR酔いやデバイスの性能差は大丈夫でしょうか?

VR酔い(モーションシックネス)は、フレームレートの低下や視野角とヘッドトラッキングのズレが主な原因です。Unityのターゲットフレームレート設定・ポリゴン最適化・移動演出の工夫でリスクを抑える設計を行います。スマートフォンARについては、対応機種の動作確認リストを共有しながら、低スペック端末でも快適に動くようポリゴン数・テクスチャを調整します。

AR・VRアプリづくり、まずは相談から

「何から決めればいい?」「予算感だけ知りたい」——その段階で大丈夫です。

お見積もり無料。しつこい営業はいたしません。