レトロスペクティブ れとろすぺくてぃぶ
レトロスペクティブ振り返りスクラムカイゼンKPT継続的改善
レトロスペクティブについて教えて
簡単に言うとこんな感じ!
スプリントの終わりにチームみんなで「よかったこと・改善できること・次にやること」を話し合う振り返り会議だよ。サッカーでいうハーフタイムの戦術確認みたいなもので、次のスプリントをよりスムーズにするための改善策を決めるんだ。「反省会」じゃなくて「改善策を決める場」なのがポイントだよ!
レトロスペクティブとは
レトロスペクティブ(Retrospective、略してレトロ) とは、スクラムにおいてスプリントの終わりにチームが「プロセス・人・ツール」について振り返り、継続改善策を定めるイベントです。スプリントレビュー(成果物を発表する場)とは別物で、チーム内部の働き方・やり方の改善 に焦点を当てます。
スクラムガイドでは「何がうまくいったか・何に問題があったか・どう改善するか」の3点を検討する場として定義されています。代表的なフレームワークに KPT(Keep・Problem・Try) や Start/Stop/Continue があります。
発注者がレトロスペクティブに参加するかどうかはチームとの合意次第ですが、重要なのは「結果として決まった改善アクションを確認する」ことです。ただ「よかった・悪かった」を話すだけで終わる会議にしないために、必ず「次スプリントでやること(Try/Action)」を具体的に決めるよう促しましょう。
よく使われるレトロスペクティブのフレームワーク
| フレームワーク | 内容 |
|---|---|
| KPT | Keep(続けること)・Problem(問題)・Try(試すこと)の3カテゴリで議論 |
| Start/Stop/Continue | 始めること・やめること・続けることで整理 |
| 4Ls | Liked(好き)・Learned(学んだ)・Lacked(足りなかった)・Longed for(望む)の4軸 |
| Mad/Sad/Glad | 怒り・悲しみ・喜びの感情でチームの状態を可視化してから議論 |
| ふりかえりボード | Good・Moreの2軸でシンプルに整理する日本型フォーマット |
歴史と背景
- 1990年代: ノーム・カースとジョアン・コープが「アジャイルレトロスペクティブ」の概念を提唱
- 2001年: アジャイルマニフェストの12原則に「定期的に振り返りを行い、行動を調整すること」が明記
- 2006年: エスサー・ダービーとダイアナ・ラーセンが「Agile Retrospectives」を出版。実践書として広く読まれる
- 2010年: スクラムガイドでレトロスペクティブがスプリントの公式イベントとして定義
- 2016年: リモートワーク普及に伴いMiro・FunRetro(EasyRetro)などオンラインツールが登場
- 現在: スクラム以外でも「週次・月次の振り返り」として非IT部門にも広がる
KPTフレームワークの例
関連する規格・RFC
| 規格・番号 | 内容 |
|---|---|
| The Scrum Guide(2020) | レトロスペクティブをスプリントの公式イベントとして定義 |
| Agile Manifesto(2001) | 「定期的に振り返り、行動を調整する」を12原則の一つとして掲げる |