開発手法

デイリースクラム でいりーすくらむ

デイリースクラムスタンドアップ毎日の確認スクラム進捗共有障害報告
デイリースクラムについて教えて

簡単に言うとこんな感じ!

毎朝15分だけ開発チームが集まって「昨日やったこと・今日やること・困っていること」を共有する短い同期ミーティングだよ。朝礼みたいなもので、立ったまま(スタンドアップ)やることも多いんだ。長い会議じゃなくて「素早く情報共有して障害を早期発見する」のが目的だよ!


デイリースクラムとは

デイリースクラム(Daily Scrum) とは、スクラムにおいてスプリント期間中に毎日行われる 15分の短い同期ミーティング です。デイリースタンドアップ とも呼ばれます。開発チームが集まり、スプリントゴールへの進捗を確認し、障害(ブロッカー)を素早く特定します。

スクラムガイドでは、デイリースクラムの目的を「スプリントゴールへの進捗を検査し、必要であれば翌日の作業計画を適応させること」と定義しています。「昨日何をしたか・今日何をするか・障害はあるか」という3つの質問はあくまで一例であり、重要なのはスプリントゴールに向けた 計画の整合 です。

注意点は、デイリースクラムは 開発チームのためのイベント であり、発注者(プロダクトオーナー)が毎回参加して意見を述べる場ではありません。ステークホルダーが参加する場合はオブザーバーとして聞くに留め、発言・質問は会議後に別途行うのがベストプラクティスです。


デイリースクラムの基本

項目内容
時間最大15分(超過厳禁)
参加者開発チーム(必須)。SMはファシリテーション支援。POは任意参加
場所毎日同じ場所・同じ時間(一貫性が重要)
フォーマット固定ルールなし。3つの質問が一般的
目的スプリントゴールへの進捗確認と翌日計画の調整
注意点問題解決の場ではない。深い議論は会議後に「スピンオフ」として別途実施

歴史と背景

  • 1993年: ジェフ・サザーランドが最初のスクラムで短い毎日ミーティングを実践
  • 1994年: 「スタンドアップミーティング」の概念がXP(エクストリームプログラミング)でも独立して発展
  • 2001年: アジャイルマニフェスト発表と共にスクラムが普及。デイリーが標準プラクティスに
  • 2010年: スクラムガイドでデイリースクラムを公式イベントとして定義
  • 2020年: スクラムガイド改訂で「3つの質問」が必須ではなく「例」であることが明確化。目的の重要性が強調
  • 現在: リモートワーク普及でSlack・TeamsでのAsyncデイリー(非同期)も増加。15分の同期が難しい場合のアレンジが増える

デイリースクラムの進め方

デイリースクラムの流れ(15分) 開始(定刻) バーンダウンチャート確認 スプリントゴールへの進捗確認(〜2分) 各メンバーの共有(〜10分) ①昨日やったこと ②今日やること ③障害・ブロッカー ブロッカーの確認(〜3分) 解決が必要な障害をリストアップ スピンオフ(会議後) 問題解決の詳細議論 合計15分で終了。超過しない

関連する規格・RFC

規格・番号内容
The Scrum Guide(2020)デイリースクラムをスプリントの公式イベントとして定義。15分・毎日を規定

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