スイッチング

トランクポート・アクセスポート とらんくぽーと・あくせすぽーと

トランクポートアクセスポートVLAN802.1Qタグ
トランクポートとアクセスポートについて教えて

簡単に言うとこんな感じ!

VLANを扱うスイッチポートの2種類のモードだよ。アクセスポートはPCなど一般機器用で「1つのVLANだけ」担当。トランクポートはスイッチ間やサーバー間で「複数のVLANをまとめて」運ぶ幹線役なんだ!


トランクポート・アクセスポートとは

スイッチのポートには、VLANの扱い方によって主に2つのモードがあります。

アクセスポートは1つのVLANにのみ所属するポートです。PCやプリンターなどのエンドポイント機器を接続するために使います。このポートを通るフレームにVLANタグは付かず、接続機器はVLANの存在を意識しません。

トランクポートは複数のVLANを同時に通すポートです。スイッチ同士を接続する「幹線」や、複数のVLANを扱うサーバーに接続する際に使います。IEEE 802.1Qタグ(4バイト)をフレームに付加してVLANを識別します。


アクセスポートとトランクポートの比較

項目アクセスポートトランクポート
VLANタグ付かない(タグなし)付く(802.1Qタグ)
扱えるVLAN数1つだけ複数(全VLANまたは指定)
接続先PC・プリンター等エンドポイントスイッチ・AP・サーバー等
Cisco用語AccessTrunk
ネイティブVLAN当該VLANがネイティブVLAN1が既定(変更可)

歴史と背景

  • 1998年:IEEE 802.1Qでタグ方式が標準化され、トランク概念が確立
  • 以前(Cisco):ISL(Inter-Switch Link)というCisco独自タグ方式が使われていた
  • 現在:ISLは廃止。802.1Qトランクが業界標準。仮想スイッチ(VMware vSwitch等)でも同概念を使用

トランク/アクセスポートのイメージ

アクセスポートとトランクポート スイッチA スイッチB トランク (VLAN10,20,30) PC(VLAN10) アクセス PC(VLAN20) PC(VLAN30)

関連する規格・RFC

規格・RFC番号内容
IEEE 802.1QタグVLAN(トランクポート定義含む)

関連用語

  • VLAN — アクセス/トランクで扱う論理ネットワーク
  • 802.1Q タグVLAN — トランクで使われるタグ規格の詳細
  • L2スイッチ — アクセス/トランクポートを持つ機器