mDNS まるちきゃすとでぃーえぬえす
mDNSBonjourゼロコンフィグローカルネットワーク自動発見Avahi
mDNSについて教えて
簡単に言うとこんな感じ!
mDNSは「DNSサーバーなしで、同じLAN内の機器を名前で見つけ合う仕組み」だよ。「○○のAirPrinterを印刷先に追加したら、自動で見つかった!」というあれがmDNSの力なんだ。小規模ネットワークや家庭での機器自動発見に便利なんだよ!
mDNSとは
mDNS(Multicast DNS)は、DNSサーバーを必要とせず、ローカルネットワーク(LAN内)で機器を名前で自動発見するプロトコルです。.localドメインを使った名前解決をマルチキャスト(224.0.0.251、UDP port 5353)で行います。
AppleのBonjourはmDNSの実装の一つで、macOS・iOSで広く使われています。LinuxではAvahi、WindowsではllmnrやBonjour互換実装があります。
プリンター・NAS・スマートスピーカー・Chromecastなど、家庭・小規模オフィスのゼロコンフィグ(設定不要)な機器自動発見に利用されます。ただし、mDNSのトラフィックはデフォルトでルーターを越えないため、複数のVLANにまたがる環境では機器が見つからない問題が起きます(mDNSブリッジ・プロキシで解決可能)。
mDNSと通常DNSの比較
| 項目 | 通常DNS | mDNS |
|---|---|---|
| サーバー | 必要 | 不要(マルチキャスト) |
| ドメイン | 任意 | .local のみ |
| スコープ | インターネット全体 | ローカルネットワーク内 |
| 設定 | 管理者による設定 | 自動(ゼロコンフィグ) |
| ルーター越え | 可能 | 不可(デフォルト) |
歴史と背景
- 2000年頃:Apple社がRendezvous(後のBonjour)としてmDNSを開発
- 2002年:IETF ZeroconfワーキンググループでmDNS標準化が進む
- 2013年:RFC 6762としてmDNSが正式標準化
- 現在:スマートホーム(HomeKit・Matter等)でのデバイス発見にも活用
関連する規格・RFC
| 規格 | 内容 |
|---|---|
| RFC 6762 | Multicast DNS(mDNS)仕様 |
| RFC 6763 | DNS-SD(DNS Service Discovery)mDNSとセットで使用 |