セキュリティニュース
Salesloft Drift の連携トークンが盗まれ、多数の Salesforce からデータ流出 — SaaS 連携が入口に
何が起きたか
2025年8月26日、Google の脅威分析チーム(GTIG)は、攻撃者が Salesloft の「Drift」(Web 接客チャット)と Salesforce をつなぐ連携用トークン(OAuth トークン)を盗み、8月8日から少なくとも18日にかけて多数の企業の Salesforce からデータを抜き取ったと発表しました。Salesforce 自体の脆弱性ではなく、連携アプリの「通行証」が悪用されたものです。攻撃者は抜き取ったデータから、AWS の鍵やパスワードなどを探していたとされます。8月20日に Salesloft と Salesforce はトークンを無効にし、アプリの提供を一時止めました。
影響を受けたのは
- Drift を Salesforce と連携させていた企業(数百社規模と報じられた)
- Drift のメール連携を使っていた一部の Google Workspace アカウント
自社で確認したいこと
- Drift に保存・連携していたトークンや認証情報はすべて漏れた前提で無効化し、作り直す
- Salesforce の問い合わせ(ケース)などに、パスワードや API キーを書き込まない
- SaaS に連携させているアプリと、その権限を定期的に棚卸しする