セキュリティニュース
SonicWall の SSL-VPN を入口にランサムウェア「Akira」の被害 — 古い脆弱性と引き継いだパスワードが原因
何が起きたか
2025年7月下旬から、SonicWall のファイアウォールの SSL-VPN を入口に、ランサムウェア「Akira」に感染する被害が相次いで報告されました。多要素認証を入れていても突破されたという報告があり、当初は未知の脆弱性(ゼロデイ)が疑われました。SonicWall は8月4日に調査中と発表し、その後「ゼロデイではなく、2024年8月に公表した CVE-2024-40766 に関係する」と説明しました。調査中の事案は40件未満とされています。
影響を受けたのは
- SonicWall 第7世代(Gen 7)のファイアウォールで SSL-VPN を使っていた会社
- 特に、第6世代から入れ替えたときに、ローカルユーザーのパスワードを変えずに引き継いでいた機器
自社で確認したいこと
- SonicOS を 7.3.0 以降に更新する
- SSL-VPN を使うローカルアカウントのパスワードをすべて変える(旧機種から引き継いだものは特に)
- 使っていないアカウントを消し、多要素認証を必ず有効にする
- ボットネット対策や国別の接続制限(Geo-IP フィルター)を有効にする