システム調達・発注の基本

ITアウトソーシング あいてぃーあうとそーしんぐ

アウトソーシング外部委託BPO内製化コア業務情報漏洩リスク
ITアウトソーシングって何を外に出すといいの?

簡単に言うとこんな感じ!

「自社でやるより専門会社に任せた方が安くて質が高い業務」を外に出すといいよ!コールセンター運営・サーバー保守・セキュリティ監視なんかが典型例。ただし「競争力の源泉になるコア業務」は外出ししてはダメで、そこは内製化が正解なんだ。


ITアウトソーシングとは

ITアウトソーシング(IT Outsourcing) とは、自社で行っていたIT業務の全部または一部を外部の専門企業に委託する調達戦略です。

代表的なアウトソーシング対象は、①インフラ運用・監視、②ヘルプデスク・サポートデスク、③アプリケーション保守・運用、④セキュリティ管理(MSSP)、⑤データ入力・処理(BPO)などです。

外部委託のメリットは「コスト削減・専門性の活用・リソース集中」ですが、「ノウハウの社外流出・情報漏洩リスク・ブラックボックス化」というデメリットもあります。


アウトソーシングの種類

種類内容
インフラアウトソーシングサーバー・ネットワーク・データセンター運用
アプリケーションアウトソーシング業務システムの保守・運用
BPO(Business Process Outsourcing)業務プロセス全体の委託(給与計算・受発注等)
ITO(IT Outsourcing)IT業務全般の委託
MSSPセキュリティ監視・インシデント対応の委託

アウトソース vs 内製化の判断基準

判断軸アウトソース向き内製化向き
差別化汎用的な業務競合優位性の源泉
コスト専門会社の方が安い社内コストの方が低い
品質外部専門家の方が高いノウハウが社内に集中
機密性機密度が低い個人情報・コアデータ

歴史と背景

  • 1980年代:コダックがITインフラをIBMに委託したのが大規模アウトソーシングの先駆け
  • 1990〜2000年代:コスト削減を目的にアウトソーシングが急拡大
  • 2020年代DX対応のため内製化回帰(Insourcing)の動きも広まる

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