コスト・スケジュール管理

見積もり手法 みつもりしゅほう

見積もりファンクションポイント類推見積もりボトムアップ三点見積もりコスト見積もり
システム開発の見積もりって何を根拠にしてるの?

簡単に言うとこんな感じ!

見積もりには色々な手法があって、「過去の似た案件と比較する」「機能の数を数えて換算する」「全作業を細かく積み上げる」など、状況によって使い分けるんだよ!ベンダーから見積もりをもらったとき「根拠を教えてください」と聞くことが、発注者の大事なスキルなんだ。


見積もり手法とは

システム開発の見積もり(Estimation) とは、プロジェクトに必要な工数・コスト・期間予測する活動です。正確な見積もりが難しい理由は、「要件が不確かなまま見積もる」「予期しない技術的な困難」「コミュニケーションコストの見落とし」などがあります。

発注者が見積もりを評価するには、「何の手法で、どんな前提で算出したか」を確認することが重要です。


主な見積もり手法

手法内容精度時期
類推見積もり過去の類似案件をもとに推定低〜中早期(要件定義前)
パラメトリック生産性データ×規模で算出要件定義後
ボトムアップタスクを細分化して積み上げ詳細設計
ファンクションポイント法機能の数と複雑さで規模を測定中〜高要件定義後
三点見積もり(PERT)楽観・最悪・最有力の3つで幅を算出中〜高設計後

三点見積もりの計算式

PERT(Program Evaluation and Review Technique)で使う三点見積もり:

内容
O(Optimistic)最良ケース
P(Pessimistic)最悪ケース
M(Most Likely)最有力ケース

期待値 = (O + 4M + P) ÷ 6


歴史と背景

  • 1950〜60年代:NASAのアポロ計画でPERT手法が開発・実用化
  • ファンクションポイント法(1979年):IBM研究者のアルブレヒトが提唱
  • アジャイル(2000年代以降):ストーリーポイントによる相対見積もりが普及

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