セキュリティニュース
Check Point の VPN に認証回避(CVE-2026-50751)— 公表の1か月前からランサムウェア集団が悪用
何が起きたか
Check Point は 2026年6月8日、リモートアクセス VPN の脆弱性(CVE-2026-50751、CVSS 9.3)を公表し、ホットフィックスを出しました。古い鍵交換の方式 IKEv1 を使っていると、証明書の確認の不備により、正しいパスワードなしで VPN に接続されるおそれがあります。
調査では5月7日から悪用されており、数十の組織が狙われていました。Check Point は、ランサムウェア集団 Qilin の関係者による攻撃とみています(確度は中程度)。同じ攻撃者が Palo Alto、Fortinet、F5 の VPN の脆弱性も狙っている可能性があるとしています。
影響を受けたのは
- Remote Access VPN や Mobile Access で IKEv1 を使っている Security Gateway(R80.20.X〜R82.10、Spark Firewall も含む)
- サポートが終わった版は修正が出ないため、サポート中の版への移行が必要
自社で確認したいこと
- sk185033 の案内に従いホットフィックスを当てる
- IKEv1 を止め、端末証明書による認証を必須にする
- 5月7日以降の VPN のログを見直し、公表された攻撃元の IP などと照らし合わせる