セキュリティニュース
Oracle E-Business Suite にゼロデイ(CVE-2025-61882)— 恐喝集団 Cl0p がデータを盗み脅迫メール
何が起きたか
2025年9月末、多くの企業の幹部に「Oracle E-Business Suite(EBS)から盗んだデータを公開されたくなければ支払え」という脅迫メールが届きました。調査の結果、EBS に認証なしで外から好きなプログラムを動かされる脆弱性 CVE-2025-61882(CVSS 9.8)があり、恐喝集団 Cl0p が2025年8月ごろから悪用していたとされました。Oracle は10月4日に緊急の修正を公開し、CISA は10月6日に KEV に追加しました。
影響を受けたのは
- Oracle E-Business Suite 12.2.3〜12.2.14 を使い、画面をインターネットに出していた企業
- 問題の箇所は、帳票を作る機能(Concurrent Processing の BI Publisher 連携)
自社で確認したいこと
- Oracle の緊急修正を当てる(前提となる定例修正も含めて)
- 基幹システムの画面は、できるだけインターネットに直接出さない
- Oracle が公開した攻撃の痕跡(通信先など)と照らし合わせ、侵入されていないか確認する