セキュリティニュース
Windows の CLFS にゼロデイ(CVE-2025-29824)— ランサムウェアの攻撃で管理者権限を奪う
何が起きたか
2025年4月8日、Microsoft は月例更新で、Windows のログ記録の部品(CLFS)の欠陥 CVE-2025-29824(CVSS 7.8)を直しました。一般ユーザーの権限で入り込んだ攻撃者が、最高の権限(SYSTEM)を取れる欠陥です。Microsoft は、攻撃グループ Storm-2460 がこれを使って権限を奪い、ランサムウェアを広げていたと公表しました。
影響を受けたのは
- 4月の更新を当てていない Windows
- 被害は米国の IT・不動産、ベネズエラの金融、スペインのソフト会社、サウジアラビアの小売など、限られた数の組織とされました
- 最初にどう侵入したかは分かっていないとされます
自社で確認したいこと
- Windows の月例更新を早めに当てる。とくにゼロデイを含む月は急ぐ
- 「権限を上げる欠陥」は、ほかの方法で入られた後に使われる。入口(VPN、メール)の対策とあわせて考える
- 不審なプログラムの動きを見つける仕組み(EDR)を入れておく