01ひと目でくらべる
機能28項目の対応を、ツールの色の帯で並べました。
Backlog 相手より広い項目 2
Redmine 相手より広い項目 6
02コンセプトと料金
BacklogとRedmineを、左右に並べました。料金は公式の表記のままです。
ひとことで
日本の会社が作るプロジェクト管理
課題管理を軸にしたオープンソース
コンセプト
福岡の株式会社ヌーラボが提供する、課題管理のクラウドサービスです。課題・ドキュメント・ファイル共有・Git と Subversion を1つのスペースで使えます。料金はプランごとの月額定額で、ガントやバーンダウンはスタンダード以上です。自社のサーバーにインストールする「Backlog エンタープライズ」もあります。
Ruby on Rails で作られた、GPL v2 のオープンソースのプロジェクト管理ソフトです。課題(チケット)を中心に、Wiki・フォーラム・工数・ガントチャートをプロジェクトごとに持ちます。Git や Subversion などのリポジトリをつなぎ、変更の履歴を課題と並べて見られます。足りない機能はプラグインで足す考え方です。
提供の形
クラウド(自社サーバー向けのエンタープライズ版もある)
オープンソース(自社のサーバーに置く)
料金公式の表記のまま。換算なし
プランごとの月額定額(税抜)。年払いは5%安くなります。2027年1月1日からプランが変わり、エコノミー・ビジネス・プロフェッショナルの3つになると公式に告知されています。
ソフトは無料(GPL v2)。サーバーと運用の費用は自分たちで持ちます。
フリー無料
10ユーザー・1プロジェクト・100MB(2027年1月から上限5ユーザー)
Redmine無料(オープンソース)
サーバーと運用は自前
スターター月額 2,700円(税抜)
30ユーザー・5プロジェクト・1GB
スタンダード月額 16,000円(税抜)
ユーザー無制限・100プロジェクト・30GB
プレミアム月額 27,000円(税抜)
ユーザー・プロジェクト無制限・100GB
プラチナ月額 75,000円(税抜)
ユーザー・プロジェクト無制限・300GB
エンタープライズ(自社サーバー)年額 150,000円〜(税抜)
人数課金。10ユーザーまでで150,000円
03機能の比較
28項目を、5つのまとまりで並べました。
- ある
- 一部・条件つき
- ない
- 確認できず
- 相手より対応の範囲が広い
「確認できず」は、公式の公開情報で確かめられなかったものです。ないという意味ではありません。塗りつぶした印は、相手より対応の範囲が広い項目です。
課題・ビュー
Backlog: ある2 一部・条件つき4 (7項目中)
Redmine: ある5 一部・条件つき1 (7項目中)
課題・タスクの管理
ある
ある
トラッカー・ステータスを自由に定義
親子(子課題・サブタスク)
一部・条件つき
親子課題はスターター以上。孫課題はプレミアム以上
ある (相手より広い)
階層の制限なし。親の日付・工数は子から計算
カンバン(ボード)
ある (相手より広い)
ボード(使えるプランは確認できず)
一部・条件つき
プラグインで
ガントチャート
一部・条件つき
スタンダード以上(スタンダードは表示範囲6か月)
ある (相手より広い)
開始日・期日から自動で作成
カスタム項目
一部・条件つき
属性のカスタマイズはプレミアム以上
ある (相手より広い)
課題・工数・プロジェクト・ユーザー
ステータス・ワークフローの設定
一部・条件つき
状態の追加は有料プラン(標準の4つ+8つまで)
ある (相手より広い)
トラッカー・役割ごとに設定
自動化
確認できず
確認できず
公式の機能一覧に記載なし
日程・リソース
Backlog: ある0 一部・条件つき1 (7項目中)
Redmine: ある2 一部・条件つき1 (7項目中)
先行・後続の関連(依存関係)
確認できず
ある
先行・後続、ブロックなど
関連の種類(開始-開始など)・ラグ
確認できず
一部・条件つき
先行・後続に遅延日数。開始-開始などはない
クリティカルパス
確認できず
確認できず
公式の機能一覧に記載なし
ベースライン(計画との比較)
確認できず
確認できず
公式の機能一覧に記載なし
リソース管理(割り当て・負荷・平準化)
確認できず
確認できず
公式の機能一覧に記載なし
コスト・予算の管理
確認できず
確認できず
公式の機能一覧に記載なし
工数(作業時間)の記録
一部・条件つき
予定時間・実績時間の項目はスタンダード以上
ある (相手より広い)
プロジェクト・課題ごとに記録。集計のレポートあり
情報共有
Backlog: ある3 一部・条件つき1 (4項目中)
Redmine: ある2 一部・条件つき2 (4項目中)
Wiki・ドキュメント
ある
ドキュメント。全プラン
ある
プロジェクトごとの Wiki とフォーラム
ファイルの管理(版の管理など)
ある (相手より広い)
ファイル共有・Git・Subversion。全プラン
一部・条件つき
ファイル・文書の共有。版の管理は記載なし
ダッシュボード・レポート
一部・条件つき
バーンダウンはスタンダード以上
一部・条件つき
工数の集計レポート
スマホ(アプリ・スマホ向け画面)
ある
モバイルアプリ。全プラン
ある
スマホ向けの画面(3.2 から)
管理・セキュリティ
Backlog: ある2 一部・条件つき2 (4項目中)
Redmine: ある2 一部・条件つき1 (4項目中)
役割・権限の細かさ
ある
管理者・一般ユーザー・ゲストと、追加権限・制限
ある
役割の権限を画面で設定
シングルサインオン
一部・条件つき
SAML は Nulab Pass(有料のオプション)
一部・条件つき
LDAP 認証は標準。OIDC などはプラグインで
IP アドレス制限
一部・条件つき
スタンダード以上(登録数 50・100・無制限)
確認できず
公式の機能一覧に記載なし
API・Webhook
ある
API・Webhook(使えるプランは確認できず)
ある
REST API。Webhook は 7.0 から
導入
Backlog: ある3 一部・条件つき1 (4項目中)
Redmine: ある3 一部・条件つき1 (4項目中)
日本語の画面・サポート
ある
日本語と英語の画面。メールサポートは全プラン
ある
日本語の画面あり(49 言語)
自社のサーバーに置ける
ある
Backlog エンタープライズ(年額・人数課金)
ある
自社のサーバーに置いて使う
無料で使えるプラン
ある
10ユーザー・1プロジェクト・100MB
ある
ソフトは無料(GPL v2)
他のツールからの取り込み
一部・条件つき
Jira・Redmine からの移行ツール
一部・条件つき
CSV で課題・工数を取り込み
多言語・互換
Backlog: ある0 一部・条件つき1 (2項目中)
Redmine: ある1 一部・条件つき0 (2項目中)
多言語・国をまたぐチーム(画面の言語・時差・翻訳)
一部・条件つき
日本語と英語の画面
ある (相手より広い)
49 言語の画面
MS Project との互換(ファイルの取り込み・書き出し)
確認できず
確認できず
向き・不向き
向いているチーム
- 日本語の画面とメールサポートで使いたいチーム自社のサーバーで運用したいチーム
- 人数が多く、ユーザー数で課金されたくないチーム(スタンダード以上はユーザー無制限)リポジトリと課題をつないで使う開発チーム
- 課題と一緒に、ファイルや Git・Subversion を置きたい開発チームトラッカー・ワークフロー・権限を細かく決めたい組織
- クラウドを使えず、自社のサーバーに置きたい組織(エンタープライズ)ソフトの費用をかけずに始めたい場合
気をつけたい点
- フリー・スターターにはガントとバーンダウンがない(スタンダード以上)サーバーの用意・更新・バックアップを自分たちで行う
- シングルサインオンと監査ログは Nulab Pass(有料のオプション)カンバンや SSO などはプラグインを選んで入れる
- 2027年1月1日からプランが変わる。現プランの新規契約は2026年12月31日までリソースの平準化やコストの管理は、標準の機能の一覧にない
- フリーは1プロジェクト・100MB まで
04まとめ
両方で確かめられた項目のうち、Backlogのほうが対応の範囲が広いのは2項目、Redmineのほうが広いのは6項目でした(確認できなかった9項目は数えていません)。数より、チームが何を重く見るかで選んでください。
- Backlogのほうが広い項目2
- カンバン、ファイルの版
- Redmineのほうが広い項目6
- 親子、ガント、工数の記録、カスタム項目、ワークフロー、多言語
出典(19件・2026年10月確認)
- Backlog:Backlog の料金(ヌーラボ)(2026-10-11 確認)
- Backlog:2027年1月1日からの新しいプラン(Backlog ブログ)(2026-10-11 確認)
- Backlog:Backlog の機能(ヌーラボ)(2026-10-11 確認)
- Backlog:Backlog エンタープライズ(ヌーラボ)(2026-10-11 確認)
- Backlog:Webhook(Backlog ヘルプ)(2026-10-11 確認)
- Backlog:Webhook の追加 API(Nulab Developers)(2026-10-11 確認)
- Backlog:ユーザーの権限(Backlog ヘルプ)(2026-10-11 確認)
- Backlog:課題の状態の追加(Backlog ヘルプ)(2026-10-11 確認)
- Backlog:Backlog(ヌーラボ)(2026-10-11 確認)
- Redmine:Redmine 公式サイト(2026-10-11 確認)
- Redmine:Redmine Features(2026-10-11 確認)
- Redmine:Redmine Issues(関連・子チケット)(2026-10-11 確認)
- Redmine:REST API: Issue Relations(2026-10-11 確認)
- Redmine:REST API(2026-10-11 確認)
- Redmine:Changelog 7.0(2026-10-11 確認)
- Redmine:Changelog 3.2(2026-10-11 確認)
- Redmine:Feature #28234(工数の CSV 取り込み)(2026-10-11 確認)
- Redmine:Plugins: Agile(2026-10-11 確認)
- Redmine:Plugins: Redmine OpenID Connect(2026-10-11 確認)
各社の公式サイト・公式ドキュメントで確かめられたことだけを載せています。各社の公式サイトの公開情報をもとに、確認日(2026年10月)時点でまとめたものです。料金・機能は変わることがあります。最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。
内容に誤りがあれば、お知らせください。確認してすぐに直します。
akamine は神戸ソフト株式会社の製品です。この記事は、akamine の提供元である神戸ソフトが書いています。
- Backlog は株式会社ヌーラボの商標または登録商標です。
- Redmine はオープンソースのソフトウェアです。名称は各権利者に帰属します。
- そのほかの会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。