akamine

RedmineとJiraの比較

Redmine(Redmine(オープンソース。Jean-Philippe Lang ほか))とJira(Atlassian)を、コンセプト・料金・機能で左右に並べました。どちらが合うかは、チームの進め方で変わります。

確認日 2026年10月(各社公式の公開情報)すべての組み合わせの表

各社の公式サイトの公開情報をもとに、確認日(2026年10月)時点でまとめたものです。料金・機能は変わることがあります。最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。内容に誤りがあれば、お知らせください。確認してすぐに直します。

どちらにするか迷っているひなた(段取り教室)
キャラクター:段取り教室

01ひと目でくらべる

機能28項目の対応を、ツールの色の帯で並べました。

Redmine 相手より広い項目 3

Jira 相手より広い項目 3

02コンセプトと料金

RedmineとJiraを、左右に並べました。料金は公式の表記のままです。

Redmine Redmine(オープンソース。Jean-Philippe Lang ほか)
Jira Atlassian

ひとことで

課題管理を軸にしたオープンソース

ユーザー課金のクラウド型課題管理

コンセプト

Ruby on Rails で作られた、GPL v2 のオープンソースのプロジェクト管理ソフトです。課題(チケット)を中心に、Wiki・フォーラム・工数・ガントチャートをプロジェクトごとに持ちます。Git や Subversion などのリポジトリをつなぎ、変更の履歴を課題と並べて見られます。足りない機能はプラグインで足す考え方です。

Atlassian が提供する課題・プロジェクト管理のクラウドサービスです。ボード・バックログ・タイムラインで作業を追い、ワークフローとカスタム項目をチームに合わせて設定できます。外部アプリとの連携が多く、上位プランで複数チームの計画やキャパシティ管理が使えます。自社サーバー向けの Data Center は、2026年3月30日に新規販売を終えています。

提供の形

オープンソース(自社のサーバーに置く)

クラウド(Jira Cloud)

料金公式の表記のまま。換算なし

ソフトは無料(GPL v2)。サーバーと運用の費用は自分たちで持ちます。

ユーザー1人あたりの月額課金(ドル建て)。フリーは10ユーザーまで無料、エンタープライズは個別見積りです。

RedmineのプランJiraのプラン

Redmine無料(オープンソース)

サーバーと運用は自前

フリー無料

10ユーザーまで・2GB・サポートはコミュニティ

なし

スタンダード$7.91/ユーザー/月(目安)

250GB・監査ログ。人数・支払い方法で変わることがある

なし

プレミアム$14.54/ユーザー/月(目安)

容量無制限・IP アドレスの制限・高度な計画

なし

エンタープライズ個別見積り

Atlassian Guard Standard を含む

03機能の比較

28項目を、5つのまとまりで並べました。

  • ある
  • 一部・条件つき
  • ない
  • 確認できず
  • 相手より対応の範囲が広い

「確認できず」は、公式の公開情報で確かめられなかったものです。ないという意味ではありません。塗りつぶした印は、相手より対応の範囲が広い項目です。

課題・ビュー

Redmine: ある5 一部・条件つき1 (7項目中)

Jira: ある6 一部・条件つき1 (7項目中)

課題・タスクの管理

ある

トラッカー・ステータスを自由に定義

ある

親子(子課題・サブタスク)

ある

階層の制限なし。親の日付・工数は子から計算

ある

サブタスク(エピック・ストーリー・サブタスクの3段が標準)

カンバン(ボード)

一部・条件つき

プラグインで

ある (相手より広い)

ボード表示。全プラン

ガントチャート

ある (相手より広い)

開始日・期日から自動で作成

一部・条件つき

タイムライン表示(全プラン)。複数チームの計画はプレミアム以上

カスタム項目

ある

課題・工数・プロジェクト・ユーザー

ある

全プラン

ステータス・ワークフローの設定

ある

トラッカー・役割ごとに設定

ある

ワークフローの設定。全プラン

自動化

確認できず

公式の機能一覧に記載なし

ある

上限あり(フリーは150ステップ)

日程・リソース

Redmine: ある2 一部・条件つき1 (7項目中)

Jira: ある2 一部・条件つき1 (7項目中)

先行・後続の関連(依存関係)

ある

先行・後続、ブロックなど

ある

依存関係の管理。フリーから

関連の種類(開始-開始など)・ラグ

一部・条件つき

先行・後続に遅延日数。開始-開始などはない

確認できず

クリティカルパス

確認できず

公式の機能一覧に記載なし

確認できず

ベースライン(計画との比較)

確認できず

公式の機能一覧に記載なし

確認できず

リソース管理(割り当て・負荷・平準化)

確認できず

公式の機能一覧に記載なし

一部・条件つき

キャパシティ管理はプレミアム以上

コスト・予算の管理

確認できず

公式の機能一覧に記載なし

確認できず

工数(作業時間)の記録

ある

プロジェクト・課題ごとに記録。集計のレポートあり

ある

作業時間の記録(Log work)

情報共有

Redmine: ある2 一部・条件つき2 (4項目中)

Jira: ある2 一部・条件つき1 (4項目中)

Wiki・ドキュメント

ある

プロジェクトごとの Wiki とフォーラム

確認できず

Confluence は別製品。Jira 単体は確認できず

ファイルの管理(版の管理など)

一部・条件つき

ファイル・文書の共有。版の管理は記載なし

一部・条件つき

ストレージあり(フリー2GB)。版の管理は確認できず

ダッシュボード・レポート

一部・条件つき

工数の集計レポート

ある (相手より広い)

レポート・概要(サマリー)表示

スマホ(アプリ・スマホ向け画面)

ある

スマホ向けの画面(3.2 から)

ある

iOS・Android のアプリ

管理・セキュリティ

Redmine: ある2 一部・条件つき1 (4項目中)

Jira: ある1 一部・条件つき3 (4項目中)

役割・権限の細かさ

ある (相手より広い)

役割の権限を画面で設定

一部・条件つき

役割と権限はスタンダード以上。フリーは全員が管理者

シングルサインオン

一部・条件つき

LDAP 認証は標準。OIDC などはプラグインで

一部・条件つき

Atlassian Guard の別契約。エンタープライズは含む

IP アドレス制限

確認できず

公式の機能一覧に記載なし

一部・条件つき

プレミアム以上

API・Webhook

ある

REST API。Webhook は 7.0 から

ある

REST API・Webhook

導入

Redmine: ある3 一部・条件つき1 (4項目中)

Jira: ある3 一部・条件つき0 (4項目中)

日本語の画面・サポート

ある

日本語の画面あり(49 言語)

ある

日本語の画面。ドキュメント・サポートも日本語

自社のサーバーに置ける

ある (相手より広い)

自社のサーバーに置いて使う

ない

Data Center は2026年3月30日に新規販売終了

無料で使えるプラン

ある

ソフトは無料(GPL v2)

ある

10ユーザー・2GB まで

他のツールからの取り込み

一部・条件つき

CSV で課題・工数を取り込み

ある (相手より広い)

CSV から取り込める

多言語・互換

Redmine: ある1 一部・条件つき0 (2項目中)

Jira: ある0 一部・条件つき0 (2項目中)

多言語・国をまたぐチーム(画面の言語・時差・翻訳)

ある

49 言語の画面

確認できず

日本語に対応。言語の数・翻訳は確認せず

MS Project との互換(ファイルの取り込み・書き出し)

確認できず

確認できず

向き・不向き

向いているチーム

  • 自社のサーバーで運用したいチームボードとバックログでスプリントを回す開発チーム
  • リポジトリと課題をつないで使う開発チームワークフローやカスタム項目を細かく設定したいチーム
  • トラッカー・ワークフロー・権限を細かく決めたい組織外部アプリとつないで使いたいチーム
  • ソフトの費用をかけずに始めたい場合複数チームの計画をまとめたい組織(プレミアム以上)

気をつけたい点

  • サーバーの用意・更新・バックアップを自分たちで行うユーザー1人あたりの課金なので、人数が増えると費用も増える
  • カンバンや SSO などはプラグインを選んで入れる円建ての公式価格は確認できていない(ドル建て)
  • リソースの平準化やコストの管理は、標準の機能の一覧にないIP アドレスの制限はプレミアム以上。シングルサインオンは Atlassian Guard の別契約(エンタープライズは含む)
  • 新しく自社サーバーに置く形では買えない(Data Center は新規販売終了)

04まとめ

両方で確かめられた項目のうち、Redmineのほうが対応の範囲が広いのは3項目、Jiraのほうが広いのは3項目でした(確認できなかった10項目は数えていません)。数より、チームが何を重く見るかで選んでください。

Redmineのほうが広い項目3
ガント、権限、自社サーバー
Jiraのほうが広い項目3
カンバン、レポート、取り込み
出典(18件・2026年10月確認)

各社の公式サイト・公式ドキュメントで確かめられたことだけを載せています。各社の公式サイトの公開情報をもとに、確認日(2026年10月)時点でまとめたものです。料金・機能は変わることがあります。最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。

内容に誤りがあれば、お知らせください。確認してすぐに直します。

akamine は神戸ソフト株式会社の製品です。この記事は、akamine の提供元である神戸ソフトが書いています。

  • Redmine はオープンソースのソフトウェアです。名称は各権利者に帰属します。
  • Jira は Atlassian の商標または登録商標です。
  • そのほかの会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

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