RDS・Azure SQL・Cloud SQL あーるでぃーえす・あじゅーるえすきゅーえる・くらうどえすきゅーえる
RDSAzure SQLCloud SQLマネージドデータベースクラウドDBPostgreSQL
RDS・Azure SQL・Cloud SQLについて教えて
簡単に言うとこんな感じ!
「DBサーバーのインストール・バックアップ・パッチ当て」を全部クラウドが代わりにやってくれるサービスだよ。自分たちはSQL を書いてデータを使うことだけに集中できるから、エンジニアの負担がぐっと減るんだ!
RDS・Azure SQL・Cloud SQLとは
マネージドRDBとは、クラウドプロバイダーがデータベースのインフラ管理(インストール・パッチ・バックアップ・フェイルオーバー)を代行してくれるサービスです。利用者はSQLによるデータ操作に集中でき、サーバーのOSやDBソフトウェアの管理は不要です。
- Amazon RDS(Relational Database Service) — AWS提供。MySQL・PostgreSQL・Oracle・SQL Server・MariaDBをサポート
- Azure SQL Database — Microsoft Azure提供。SQL Serverベースのフルマネージドサービス
- Cloud SQL — Google Cloud提供。MySQL・PostgreSQL・SQL Serverをサポート
これらは「データベースのクラウド化」を実現する最も基本的な選択肢です。自社データセンターのDBをクラウドに移行する(Lift & Shift)際の第一歩としてよく選ばれます。
主な機能比較
| 機能 | Amazon RDS | Azure SQL DB | Cloud SQL |
|---|---|---|---|
| 対応エンジン | MySQL, PostgreSQL, Oracle, SQL Server, MariaDB | SQL Server(主) | MySQL, PostgreSQL, SQL Server |
| 自動バックアップ | 最大35日保持 | 最大35日保持 | 最大365日保持 |
| マルチAZ | 対応(自動フェイルオーバー) | 対応(ゾーン冗長) | 対応(HA構成) |
| リードレプリカ | 最大15台 | 最大4台 | 最大10台 |
| 自動スケール | ストレージのみ | CPU/メモリも自動 | 制限あり |
| 暗号化 | KMS統合 | TDE標準搭載 | Cloud KMS統合 |
自分でやらなくてよいこと(マネージドの恩恵)
- OSのパッチ適用・再起動
- DBソフトウェアのバージョンアップ
- 定期バックアップの設定・管理
- ディスク容量の監視・拡張
- 障害時の自動フェイルオーバー
歴史と背景
- 2009年 — Amazon RDSリリース。クラウドマネージドDBという概念を確立
- 2010年 — Google Cloud SQLの前身サービスが登場
- 2014年 — Azure SQL Databaseが現在の名称でGA
- 2015年 — RDSがPostgreSQL対応を追加
- 2019年 — Cloud SQLがPostgreSQLを正式サポート
- 現在 — マネージドDBがクラウド移行のデファクトスタンダードに
アーキテクチャ(マルチAZ構成)
関連する規格・RFC
| 規格 | 内容 |
|---|---|
| ISO/IEC 9075 | SQL標準仕様 |
| JDBC/ODBC | DBへの標準接続インターフェース |
関連用語
- Aurora・Aurora Serverless — AWSのクラウドネイティブRDB(RDSより高機能)
- リードレプリカ — 読み取り負荷分散のための複製DB
- マルチAZ配置 — 複数のデータセンターに冗長配置する構成
- ポイントインタイムリカバリ — 任意の時点にDBを復元する機能
- RDS Proxy・接続プーリング — DB接続数の最適化