ローカル5G ろーかるごじー
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ローカル5Gについて教えて
ローカル5Gとは
ローカル5G(Local 5G / プライベート5G)は、企業・自治体・研究機関などが自らの敷地・建物内にプライベートな5Gネットワークを構築・運用する仕組みです。通信キャリアが提供するパブリック5Gとは異なり、自社専用の周波数を総務省から免許を受けて使用します。
特長は以下の通りです:
- 閉域性:外部ネットワークと隔離し、工場ノウハウ等の情報が外部に漏洩しにくい
- カスタマイズ性:ネットワークスライシングで用途別QoSを設定可能
- 安定性:キャリアネットワークの混雑に影響されない専用帯域
- 低遅延:自社内で完結するためエッジコンピューティングと組み合わせやすい
ローカル5Gの主な用途
| 業界 | ユースケース |
|---|---|
| 製造・工場 | AGV(自動搬送車)・産業ロボット制御・映像監視 |
| 医療 | 院内ネットワーク・遠隔画像診断・手術支援 |
| 建設 | 建設現場の映像監視・重機遠隔操作 |
| 物流・倉庫 | スマート倉庫・ドローン配送管理 |
| 農業 | スマート農業・ドローン農薬散布 |
歴史と背景
- 2019年12月:総務省がローカル5G免許制度を開設
- 2020年:第1弾として28GHz帯の免許申請受付開始
- 2021年:Sub-6GHz帯(4.7GHz)もローカル5G対象に
- 2021年〜:主要通信機器メーカーがローカル5Gパッケージを提供開始
- 現在:製造・医療・建設分野での実証・本番導入が増加
パブリック5GとローカルG5の比較
| 項目 | パブリック5G | ローカル5G |
|---|---|---|
| 運用主体 | 通信キャリア | 自社 |
| 周波数 | キャリア割当 | 自社免許取得 |
| エリア | 全国 | 自社敷地内 |
| SLA | キャリアに依存 | 自社設計 |
| 初期コスト | 低い(端末のみ) | 高い(基地局・コア設備) |
| 閉域性 | 低い | 高い |
関連する規格・RFC
| 規格 | 内容 |
|---|---|
| 3GPP Release 16 | 産業向け5G(Non-Public Network) |
| 3GPP Release 17 | ローカル5G向けIoT強化仕様 |
関連用語
- 5G — パブリック5G通信規格
- LTE・4G — 前世代モバイル規格
- LPWA — IoT向け省電力広域通信
- Wi-Fi 6・Wi-Fi 7 — 同様の産業向け無線比較技術