モバイル通信

SIM・eSIM しむ・いーしむ

SIMeSIMモバイル通信加入者識別物理SIMMVNO
SIM・eSIMについて教えて

簡単に言うとこんな感じ!

SIMは「携帯会社との契約情報が入った小さなチップ」だよ。eSIMはこれを本体に内蔵して、物理カードなしにソフトウェアで書き換えられるもの。スマホを変えても、SIMを差し替えれば同じ番号で使えるのはSIMのおかげなんだ!


SIM・eSIMとは

SIM(Subscriber Identity Module)は、携帯電話・スマートフォンに挿入する小型チップカードです。IMSI(国際移動体加入者識別番号)や認証キーが記録されており、通信キャリアのネットワークに接続する際の加入者認証と識別に使われます。

eSIM(embedded SIM)は、物理的なカードを挿入する代わりに、デバイスにeSIMチップを組み込み、通信プロファイル(契約情報)をソフトウェアで書き込む方式です。リモートでの契約変更・複数プロファイルの保持・物理カード不要のメリットがあります。

企業IT管理の観点では、法人SIMの一元管理や、IoT機器向けの産業用eSIM(iUICC)が注目されています。


SIMの種類

種類サイズ主な用途
標準SIM(Mini-SIM)25×15mm旧型フィーチャーフォン
マイクロSIM15×12mm旧スマートフォン
nano-SIM12.3×8.8mm現行スマートフォン
eSIM内蔵チップスマートフォン・IoT・PCetc.
iSIM(Integrated SIM)SoC内蔵ウェアラブル・IoT

歴史と背景

  • 1991年:SIMの初期仕様が策定(GSM規格と合わせて)
  • 2004年:SIMカードの小型化(Mini→Micro)が進む
  • 2012年:nano-SIMを採用した最初のスマートフォン登場
  • 2016年:GSMA がeSIM標準(RSP)を公開
  • 2018年:Apple Watch 3で消費者向けeSIMが普及し始める
  • 2022年:iPhone 14(米国版)が物理SIM廃止・eSIM専用に
  • 現在:スマートフォン・PCへのeSIM対応が急速に拡大

SIMとeSIMの比較

項目物理SIMeSIM
契約変更SIMカード交換が必要リモートで書き込み
複数回線機種によりDual-SIM複数プロファイル保持可
海外ローミングローカルSIM購入が便利オンラインで追加プロファイル
管理コスト物理的な管理が必要リモート一元管理可
IoT向け従来型産業用SIMM2M eSIM(GSMA M2M仕様)

関連する規格・RFC

規格内容
GSMA SGP.02M2M向けeSIM仕様
GSMA SGP.22コンシューマー向けeSIM仕様
3GPP TS 31.102USIM(3G/4G/5G版SIM)仕様

関連用語