IX いんたーねっとえくすちぇんじ
IXインターネット交換拠点ピアリングISPBGPトラフィック交換
IXについて教えて
簡単に言うとこんな感じ!
IXは「インターネット各社が集まってデータを交換する巨大なハブ」だよ。あなたがWebサイトにアクセスするとき、データは複数のISPを経由するけど、その乗り継ぎ地点がIXなんだ。ここがないと、世界中のネットワーク同士がつながらないんだよ!
IXとは
IX(Internet Exchange:インターネット交換拠点)は、複数のISP(インターネットサービスプロバイダ)やネットワーク事業者が相互に接続してトラフィックを交換するための物理的・論理的な接続拠点です。
インターネットは単一の組織が管理する「1つのネットワーク」ではなく、世界中の数万のAS(Autonomous System:自律システム)が相互接続して成り立っています。IXはこの相互接続を効率的に行うための「乗り継ぎ駅」です。
IXでの接続には大きく2種類あります。ピアリング(参加者同士が対等に接続)とトランジット(上位ISPからインターネット全体への接続を買う)です。IX参加によりトラフィックの経路が短縮され、遅延削減・帯域コスト低減が実現します。
主要なIX
| IX名 | 所在地 | 特徴 |
|---|---|---|
| JPIX | 東京・大阪 | 日本最大級のIX |
| BBIX | 東京・大阪 | ソフトバンク系 |
| JPNAP | 東京・大阪 | NTTコミュニケーションズ系 |
| DE-CIX | フランクフルト他 | 世界最大規模のIX |
| AMS-IX | アムステルダム | 欧州主要IX |
| Equinix IX | 世界各地 | グローバル展開 |
歴史と背景
- 1991年:CIX(Commercial Internet Exchange)が米国で設立、商用IXの先駆け
- 1993年:MAE-East、MAE-Westなど米国主要IXが稼働
- 1997年:JPIXが日本で開設
- 2000年代:動画・P2Pの普及でIXのトラフィック量が爆発的に増加
- 2010年代:コンテンツプロバイダ(Google・Facebook等)がIXに直接参加
- 現在:CDNとIXの統合が進み、ユーザーに近い場所でのコンテンツ配信が標準に
IXとトランジットの違い
関連する規格・RFC
| 規格 | 内容 |
|---|---|
| RFC 4271 | BGP-4(IXでのルーティングプロトコル) |
| RFC 7948 | IXのルートサーバー運用 |
関連用語
- ISP — インターネットサービスプロバイダ
- ピアリング・トランジット — IXでの接続形態詳細
- BGP — IXで使われるルーティングプロトコル