セキュリティニュース
SonicWall SMA1000 にゼロデイ(CVE-2026-15409 ほか)— リモート接続機器が乗っ取られ、9月にも再び
何が起きたか
7月14日、SonicWall は社外から社内につなぐための装置 SMA1000 に2つの欠陥があり、修正前から攻撃に使われていたと公表しました。CVE-2026-15409(CVSS 10)はログインなしで内部の仕組みに入り込めるもので、CVE-2026-15410(CVSS 7.2)と組み合わせると装置を管理者(root)として操作できたとされます。調査会社 Volexity によると、最も古い侵入の跡は6月22日で、攻撃者は裏口となるプログラムを仕込んでいました。CISA は同日 KEV に追加しています。
9月1日にも、同じ SMA1000 で組み合わせて悪用される別の2件(CVE-2026-83548、CVE-2026-83549)が公表されました。
影響を受けたのは
- SMA1000 シリーズ(6210、7210、8200v)
- 7月の件は 12.4.3-03453 以降、12.5.0-02835 以降で修正
- SonicWall のファイアウォールの SSL-VPN と SMA 100 シリーズは対象外
自社で確認したいこと
- 修正版(9月の件は最新のホットフィックス)にすぐ更新する
- 侵入の痕跡が見つかったら装置を初期化し、全利用者・管理者のパスワードとワンタイムパスワードの設定を入れ替える
- 管理画面をインターネットに出さない
出典
- Tenable: CVE-2026-15409, CVE-2026-15410: SonicWall SMA 1000 zero-day vulnerabilities exploited in the wild(2026-07-15)
- BleepingComputer: SonicWall SMA1000 flaws exploited as zero-days to push custom malware(2026-07-20)
- BleepingComputer: SonicWall warns of actively exploited SMA1000 zero-day flaws(2026-09-02)