セキュリティニュース
Microsoft Defender にゼロデイ3件(BlueHammer ほか)— 公開された攻撃コードがすぐ悪用
何が起きたか
2026年4月上旬、ある研究者が Microsoft の対応への抗議として、Windows 標準のウイルス対策 Microsoft Defender の脆弱性3件の攻撃コードを公開しました。「BlueHammer」「RedSun」は一般ユーザーから最上位の権限(SYSTEM)を取るもの、「UnDefend」は Defender の定義ファイル更新を止めるものです。
セキュリティ企業 Huntress は、4月10日から BlueHammer、4月16日から残り2件が実際の侵入で使われたと報告しました。ある事例では、乗っ取られた SSL-VPN のアカウントから社内の Windows に入られていました。BlueHammer は4月の月例更新(CVE-2026-33825)で、RedSun(CVE-2026-41091)と UnDefend(CVE-2026-45498)は5月に修正されています。
影響を受けたのは
- Defender が有効な Windows 10 / 11、Windows Server 2019 以降
- すでに社内に入られている場合に被害が広がる種類の脆弱性
自社で確認したいこと
- Windows Update に加え、Defender のエンジン・プラットフォームが最新か確認する
- VPN のアカウントに多要素認証をかけ、入口で止める
- Defender の定義ファイルが更新されなくなっている端末がないか管理画面で確認する