セキュリティニュース
FortiGate などに FortiCloud SSO の認証回避(CVE-2026-24858)— 他人のアカウントから管理者ログインされる
何が起きたか
Fortinet は 2026年1月27日、FortiCloud のシングルサインオン(SSO)で管理画面に入る機能に、認証を回避できる脆弱性(CVE-2026-24858、CVSS 9.8)があると公表しました。自分の FortiCloud アカウントと登録済みの機器を持つ攻撃者が、別の会社の機器に管理者としてログインできてしまうものです。
実際に悪用されており、攻撃者は管理者アカウントを新しく作る、VPN で入れるように設定を変える、設定ファイルを持ち出す、といったことをしていたと報じられました。Fortinet は1月22日に悪用に使われたアカウントを止め、1月26日には FortiCloud SSO 自体を一時停止しています。CISA の KEV にも登録されました。
影響を受けたのは
- FortiOS 7.6.0〜7.6.5、7.4.0〜7.4.10、7.2.0〜7.2.12、7.0.0〜7.0.18(FortiManager、FortiAnalyzer、FortiProxy、FortiWeb も対象)
- 「FortiCloud SSO での管理者ログイン」が有効な機器。GUI で FortiCare に登録すると自動で有効になる場合がありました
自社で確認したいこと
- FortiOS を 7.6.6 / 7.4.11 / 7.2.13 / 7.0.19 以降に更新する
- 使っていなければ「FortiCloud SSO を使用した管理者ログインを許可」をオフにする
- 見覚えのない管理者アカウントや VPN 設定の変更がないか確認し、あれば信頼できる時点の設定に戻してパスワードを変える