セキュリティニュース
Chrome のゼロデイが相次ぐ(CVE-2025-2783 ほか)— 上半期だけで4件の緊急更新
何が起きたか
2025年3月25日、Google は Chrome の欠陥 CVE-2025-2783 を直しました。Chrome は危ない処理を「砂場(サンドボックス)」に閉じ込めていますが、Windows 版でその外へ抜けられる欠陥で、ロシアの組織を狙った偽メールの攻撃(Kaspersky が発見)に使われていました。
その後も、攻撃に使われた欠陥の修正が続きました。
- 5月14日: CVE-2025-4664(ほかのサイトの情報を抜き取られるおそれ)
- 6月2日ごろ: CVE-2025-5419(JavaScript を動かす V8 の欠陥)
- 6月30日: CVE-2025-6554(同じく V8 の欠陥)
影響を受けたのは
- 各修正版(134.0.6998.177、136.0.7103.113、137.0.7151.68、138.0.7204.96 など)より前の Chrome
- 同じ土台を使う Microsoft Edge なども、それぞれの更新が必要でした
自社で確認したいこと
- Chrome・Edge を開きっぱなしにせず、再起動して更新を反映させる
- 社内 PC のブラウザーの版を、管理ツールなどでまとめて確認する
- 心当たりのないメールの URL を開かない