Qt / GUI・HMIでの開発
Qtは、組み込み機器のタッチパネルHMIからLinux/Windows/macOSのデスクトップアプリまで、同一のコードベースで開発できる定番のC++ GUIフレームワークです。神戸ソフトはQt/QMLを用いて、産業用操作盤・計測アプリ・専用端末など、現場で長く使われるアプリケーションを開発します。
Qt / GUI・HMIとは / 概要
Qtは20年以上の実績を持つクロスプラットフォームのアプリケーションフレームワークです。QML(宣言的UI言語)とC++を組み合わせることで、滑らかなアニメーションを伴う美しいUIと、高性能なバックエンドロジックを両立できます。Raspberry Piのような組み込みLinux上でも、PC上のデスクトップアプリでも、同じ技術で開発できるのが大きな強みです。
神戸ソフトでは、産業用機器のタッチパネルHMI、計測・分析ツール、社内専用アプリなど、「長く安定して使われる」アプリケーションをQtで開発します。UI・ロジック・データの層を分離した設計により、将来のOS移行や機能追加にも柔軟に対応できる構造を重視しています。Qtに加え、要件によってはGTK・Electron・Tauriなど他のフレームワークもご提案します。
ロジック (C++)
計測・制御・連携
Qt / QML UI
タッチ操作・グラフ
Linux機器 / PC
同一コードで両対応
こんなご相談が多いテーマです
- 装置に組み込むタッチパネルの操作画面(HMI)を作りたい
- Linux/Windows両対応のデスクトップアプリを1つのコードで作りたい
- 計測機器やシステムの専用クライアントアプリが欲しい
- 古くなったGUIアプリを刷新したい・別OSへ移行したい
神戸ソフトの対応領域
Qt / GUI・HMIを使った開発で、私たちがご提供できることです。
Qt/QMLによる高品質UI
QMLによる宣言的なUI記述で、滑らかなアニメーションや直感的な操作感を実現します。デザイン性と操作性を両立した、現場で気持ちよく使えるインターフェースを構築します。
クロスプラットフォーム展開
同一コードベースでLinux / Windows / macOSに対応。組み込みLinux機器とPC版を1つの開発で賄えるため、コストを抑えながら複数環境に展開できます。
組み込みタッチパネルHMI
産業用機器向けに、手袋対応の大型ボタン、視認性の高い配色、誤操作防止の確認ダイアログなど、現場の使い勝手を考慮したHMIを設計します。限られたリソースでも快適に動く軽量実装を行います。
リアルタイム表示・グラフ描画
センサー値の時系列グラフ、波形表示、ヒートマップなど、リアルタイムなデータ可視化を実装します。大量データでも滑らかに描画する最適化を行います。
デバイス・システム連携
シリアル / TCP / Modbus / D-Busなどを介して、計測機器・PLC・システムサービスと連携。ハードウェアと密接に結びついたアプリケーションを構築します。
保守性の高い設計
UI(QML)・ロジック(C++)・データの層を分離したアーキテクチャを採用し、将来の機能追加・OS移行・フレームワーク変更に強い構造にします。10年単位で使われる機器に耐える設計品質を重視します。
UI・HMI担当
神戸ソフト
担当者の視点
“ 現場の方が手袋のまま、迷わず押せる画面に。見た目の美しさだけでなく「誤操作させない堅さ」を両立させるのが私たちのこだわりです。10年使われても古びない設計を心がけています。
想定アプリ・ご依頼例
Qt / GUI・HMIでよく作られる、代表的なアプリケーション・依頼の例です。
産業機器のタッチパネルHMI
製造装置・検査機・制御盤の操作画面。手袋操作・誤操作防止・多言語対応など現場要件に対応。
計測・分析デスクトップアプリ
計測機器のデータ取得・グラフ表示・レポート出力を行う専用アプリ。Linux/Windows両対応。
監視・オペレーション画面
複数設備の状態をリアルタイム表示し、アラートや遠隔操作を行うオペレーションルーム向けアプリ。
既存GUIアプリの刷新
古いフレームワークで作られたアプリをQtへ移行し、UIの刷新とクロスプラットフォーム化を実現。
開発の流れ
要件・画面設計
対象機器・OS・利用者のスキル・操作環境をヒアリングします。画面遷移とUIモックアップを作成し、操作フローをお客様と一緒に確認しながら固めます。
フレームワーク選定・設計
Qtを基本に、要件に応じて最適なフレームワークとアーキテクチャを選定します。組み込み機器の場合は対象ボードでの動作検証を早期に実施します。
開発・実機テスト
UI・ロジック・連携部を開発し、実機(タッチパネル等)でテストします。応答速度・タッチ精度・長時間動作の安定性を実環境で確認します。
納品・保守
パッケージング(組み込みイメージ / インストーラ)とドキュメントを整備して納品します。長期保守・機能追加にも継続対応します。
料金の目安
規模に応じて段階的に進められます。まずは小さく検証してから本格開発へ、というご相談が多いです。
UIプロトタイプ
100万円〜
- 画面モックアップ作成
- 操作フローの検証
- 主要画面の試作
- デザイン提案
HMI / アプリ開発
300万円〜
- Qt/QMLによる本格開発
- 組み込み or デスクトップ対応
- デバイス / システム連携
- 実機テスト
クロスプラットフォーム一式
500万円〜
- Linux / Windows両対応
- リアルタイム可視化
- 保守性の高い設計
- 長期保守・機能追加
※ 価格はすべて税別・目安です。要件により変動します。詳しくはお問い合わせください。
よくある質問
Q. QtとElectronはどちらが良いですか?
組み込み機器・タッチパネルHMI・リソースの限られた環境・高いパフォーマンスが必要な場合はQtが適しています。一方、Web技術(HTML/CSS/JS)の資産やデザイナーを活かしたい、PC向けデスクトップアプリでリッチなUIを早く作りたい場合はElectronやTauriも選択肢です。要件を伺ったうえで最適なものをご提案します。
Q. 既存のWindowsアプリをLinuxでも動かせますか?
Qtで作り直す(または移行する)ことで、Linux/Windows/macOSの複数OSに同一コードで対応できます。既存アプリがQtで作られていれば移行は比較的容易です。別のフレームワークの場合は、ロジックを活かしつつUIをQtで再構築する形での移行をご提案します。
Q. Raspberry Piのタッチパネルでも動きますか?
はい。QtはRaspberry Piをはじめとする組み込みLinux上で軽快に動作します。限られたCPU・メモリでも快適に動くよう最適化し、起動時間の短縮やタッチ操作の最適化も行います。Raspberry Pi / Linuxボードのテーマも合わせてご覧ください。
Q. Qtのライセンスはどうなりますか?
Qtにはオープンソース版(LGPL/GPL)と商用ライセンスがあり、製品の配布形態によって適切な選択が必要です。動的リンクでの利用やライセンス上の制約について、お客様の製品要件に合わせてご説明し、必要に応じて商用ライセンスのご案内も行います。ライセンス面の不安も含めてご相談ください。