システム設計・アーキテクチャ

システム統合 しすてむとうごう

システム統合SIデータ統合M&A後統合PMIアプリケーション統合
システム統合ってAPI連携と何が違うの?

簡単に言うとこんな感じ!

API連携は「別々に動くシステムをつなぐ」で、システム統合は「複数のシステムをひとつに合体させる」イメージだよ!M&Aで会社が合併したとき、旧A社と旧B社の販売管理システムをひとつに統合する、みたいな大掛かりな作業がシステム統合なんだ。


システム統合とは

システム統合(System Integration:SI) とは、複数の異なるシステムや機能を統一されたひとつのシステムとして機能するよう組み合わせるプロセスです。

狭義では「複数システムを1つのシステムに統廃合すること」、広義では「複数システムを連携・協調して動かせる状態にすること(API連携を含む)」を指します。

代表的なシステム統合のシナリオは、①M&A後のIT統合(PMI:Post Merger Integration)、②グループ企業のシステム共通化、③老朽化した複数システムの一本化、の3つです。


システム統合の方式

方式内容コストリスク
Big Bang(一括移行)旧システムを一度に新システムへ全移行低〜中高(失敗時影響大)
段階的移行機能単位・部門単位で順次移行中〜高低〜中
並行稼働後移行旧新システムを一定期間並行して使用後に旧廃止
Strangle Fig(絞め殺し)旧システムを徐々に新機能で置き換え

歴史と背景

  • 1990〜2000年代:ERPの普及とともに、既存システムとの統合が課題に
  • 2000年代:M&A活発化によりPMI(事後統合)におけるシステム統合が急増
  • 近年:クラウド・マイクロサービスへの移行に伴うレガシーシステム統合が増加

M&A後のシステム統合(PMI)

企業合併・買収後のITシステム統合は、PMI(Post Merger Integration)の重要な柱です。

合併前: 旧A社システム群 + 旧B社システム群

Phase 1: データ連携(API連携で暫定統合)

Phase 2: 機能統合(重複機能を整理・統廃合)

Phase 3: 完全統合(単一システムに一本化)

関連用語