DNS

権威DNSサーバー・フルリゾルバ けんいでぃーえぬえすさーばー・ふるりぞるば

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権威DNSサーバー・フルリゾルバについて教えて

簡単に言うとこんな感じ!

権威DNSサーバーはドメインの「本物の情報が書かれた台帳」を持つサーバー、フルリゾルバはユーザーの代わりに各地を問い合わせ回って答えを見つける「代理調査員」みたいな存在だよ!


権威DNSサーバーとフルリゾルバとは

DNS の問い合わせには2種類のサーバーが役割分担して応答します。

権威DNSサーバー(Authoritative DNS Server)は、特定のゾーン(ドメイン)の情報を公式に管理・保有するサーバーです。そのドメインのゾーンファイルを持ち、「example.comのAレコードはこれ」という確定情報を返します。ドメインを取得するとレジストラから設定するNSレコードが権威サーバーを指します。

フルリゾルバ(Full Resolver / キャッシュDNSサーバー)は、クライアントの代わりに反復問い合わせを行ってドメインを解決するサーバーです。ルートDNS→TLDサーバー→権威サーバーの順に問い合わせを行い、最終的な答えをクライアントに返します。得られた結果をTTLの間キャッシュします。通常、ISPが提供するDNSや8.8.8.8(Google)・1.1.1.1(Cloudflare)がこれにあたります。


2種類のサーバーの役割

PCクライアント フルリゾルバ (キャッシュDNS) 8.8.8.8 / 1.1.1.1など ルートDNS(13系統) TLDサーバー(.com等) 権威DNSサーバー (example.comのゾーン保有) ①再帰クエリ ②反復問合せ フルリゾルバがルート→TLD→権威の順に問い合わせ、結果をキャッシュして返す
種類役割誰が運営
権威DNSサーバーゾーン情報の公式管理・提供ドメイン所有者・マネージドDNS事業者
フルリゾルバクライアントの代理として名前解決・キャッシュISP・Google・Cloudflare・企業内DNSサーバー

歴史と背景

  • 1983年:RFC 882でDNSの再帰問い合わせと反復問い合わせの概念が定義
  • 1987年:RFC 1034/1035で権威サーバーとリゾルバの役割が明確化
  • 2000年代:パブリックDNSリゾルバの登場(Google 8.8.8.8 / 2009年)
  • 2018年:Cloudflare 1.1.1.1がプライバシー重視のパブリックDNSとして登場

関連する規格・RFC

規格内容
RFC 1034DNSの概念と再帰/反復問い合わせ
RFC 1035DNSの実装仕様

関連用語