Claude 3.7 Sonnet くろーどさんてんななそねっと
Claude 3.7 SonnetAnthropic推論モデル拡張思考コーディングハイブリッド推論
Claude 3.7 Sonnetについて教えて
Claude 3.7 Sonnetとは
Claude 3.7 Sonnet とは、Anthropicが2025年2月に発表した、通常の高速回答モードと拡張思考(Extended Thinking)モードを1つのモデルで切り替えられるハイブリッド推論LLMです。Claude 3.5 Sonnetの後継にあたり、従来の「会話型AI」と「推論特化AI(o1系)」を統合した形です。
拡張思考(Extended Thinking)モードでは、回答前に長い思考プロセス(内部Chain-of-Thought)を展開し、複雑な数学・コード・分析問題で大幅に精度が向上します。思考トークンの上限をAPIから制御でき、コストと精度のトレードオフを調整できます。コーディングベンチマーク(SWE-bench Verified)では前世代を大幅に超え、業界最高水準を達成しました。
Claude 3.7 Sonnetの主な特徴
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| ハイブリッド推論 | 通常モード・拡張思考モードを切り替え可能 |
| 拡張思考 | 最大128Kトークンの内部思考 |
| コーディング | SWE-bench Verified 62.3%(2025年2月時点) |
| コンテキスト長 | 200K トークン |
| ナレッジカットオフ | 2025年2月 |
歴史と背景
- 2025年2月:Claude 3.7 Sonnetを発表、業界初のハイブリッド推論モデルとして注目
- 2025年2月:APIとClaude.ai(Proプラン)で同時提供開始
- 特徴:OpenAIのo1・o3とは異なり、同一モデルで推論のオン/オフを切り替えられる
ハイブリッド推論の仕組み
【通常モード(Thinking OFF)】
ユーザー入力 → 直接回答生成
応答速度: 速い
コスト: 標準
用途: 日常的な質問・文書作成
【拡張思考モード(Thinking ON)】
ユーザー入力
→ 内部思考(最大128Kトークンまで)
・複数アプローチを検討
・自己修正しながら推論
→ 回答生成
応答速度: 遅い(数秒〜数分)
コスト: 思考トークン分追加
用途: 数学・複雑なコード・分析
前世代との比較
| 項目 | Claude 3.5 Sonnet | Claude 3.7 Sonnet |
|---|---|---|
| 推論モード | なし | ハイブリッド(通常+拡張) |
| コーディング | 49.0%(SWE-bench) | 62.3%(SWE-bench) |
| 拡張思考 | 非対応 | 最大128K思考トークン |
| コンテキスト | 200K | 200K |
関連用語
- Claude 3.5 Sonnet — Claude 3.7 Sonnetの前世代モデル
- Claude 3 Opus — Claudeシリーズの旧フラッグシップモデル
- o1 / o3 — Claude 3.7 Sonnetが対抗するOpenAIの推論モデル
- チェーン・オブ・ソート — 拡張思考で内部的に行われる推論の連鎖
- コンテキスト長 — Claude 3.7 Sonnetが200Kトークンをサポート