AUTOMATED TYPESETTING
組版システムの開発
大量ページの組版を、データから自動で。
カタログ・名鑑・定期刊行物・帳票など、大量・反復・更新のあるページ物の組版を自動化します。データベースやExcelから、レイアウトルールに沿った版面を自動生成し、DTPの手作業を劇的に減らします。
組版システムとは
組版システムとは、カタログ・名鑑・定期刊行物・帳票といった「大量・反復・更新のあるページ物」を、データから自動的に版面(レイアウト)へ流し込む仕組みです。あらかじめ定義したレイアウトルールに従って、数百〜数千ページを一括で生成します。
DTPの手作業に依存している現場では、ページ数の多い印刷物の制作に膨大な時間がかかり、改訂のたびに作り直しが発生しています。組版システムは、データとレイアウトを分離することで、この負担を根本から解消します。
神戸ソフトの考え方
組版自動化の成否は、「どこまでを自動化し、どこを人の手に残すか」の見極めにあります。すべてを完全自動化しようとすると、例外処理が膨らんで逆に非効率になることもあります。
私たちは、貴社の印刷物の性質と運用体制を踏まえ、最適なバランスを設計します。InDesignを活かしたスクリプト型の自動組版から、Web完結・超大量データに向く独自組版エンジンまで、方式は要件に合わせて選定します。
大切なのは、データ更新のたびの「作り直し」をなくすこと。一度ルールを作れば、あとはデータを更新するだけで版面が再生成される——その状態を目指します。
禁則処理やルビ、縦組みといった日本語組版特有の要件にも丁寧に対応します。
組版システムは、印刷業がもつ「情報処理」をシステムで自動化する取り組みのひとつです。印刷は、紙とインキの製造業であると同時に、データを扱う情報産業でもあります。手作業や勘に頼っていた処理をシステムに任せることが、これからの競争力につながります。 この考え方を見る →
FOR WHOM
こんな印刷会社・事業者におすすめです
商品カタログ・価格表を毎期つくり直している印刷会社・事業者
電話帳・名鑑・会員名簿など大量データの定型ページを扱う
定期刊行物で、決まったレイアウトに原稿を流し込む作業が多い
InDesignの手作業組版に依存し、担当者の負荷が高い
データ更新のたびに、版面を一から作り直している
CHALLENGES
よくあるお悩み・課題
組版システムの導入を検討される方が、よく抱えている課題です。
ページ数が多く、手組みに膨大な時間がかかる
数百〜数千ページのカタログや名鑑を、1ページずつ手作業で組版している。締め切り前は深夜残業が常態化しています。
改訂・更新のたびに作り直し
価格やスペックが変わるたびに該当ページを手で直す。差分の反映漏れや、直し忘れによる誤植のリスクが常につきまといます。
レイアウトの統一が難しい
担当者によって体裁が微妙に異なり、全体の統一感が崩れる。スタイルの一括変更も手作業では現実的ではありません。
データとレイアウトが二重管理
商品データはExcelやDB、レイアウトはDTPソフトと分かれており、両者の同期に手間とミスが発生しています。
FEATURES
標準的に搭載する機能
必要な機能だけを選んで組み合わせられます。下記はよく実装する機能の一例です。
データ流し込み自動組版
Excel・CSV・データベースの内容を、定義したレイアウトルールに沿って自動で版面に流し込み。大量ページを一括生成します。
レイアウトルール定義
見出し・本文・表・画像の配置、文字組み、行送り、約物処理などをルール化。日本語組版の細かな要件にも対応します。
差分更新・再組版
データが変わった箇所だけを再組版。改訂版の作成も、元データを更新して再生成するだけで完了します。
目次・索引の自動生成
ページ確定後に目次・索引・ノンブルを自動生成。手作業でのページ番号管理から解放されます。
スタイル一括変更
フォント・色・余白などのスタイルを一括で変更。デザイン変更も全ページへ即座に反映できます。
印刷用PDF出力
トンボ・塗り足し・フォント埋め込みに対応した、印刷入稿可能なPDFを出力。面付け工程ともスムーズに連携します。
InDesign連携
必要に応じてInDesignのスクリプト(自動組版)として実装し、最終調整はデザイナーが手作業で行うハイブリッド運用も可能です。
SCREENS
主要な画面・帳票イメージ
レイアウトルール設定
データ項目とレイアウト枠の対応づけ、組版ルールを設定する画面。
データ取り込み・プレビュー
取り込んだデータと自動組版結果のプレビューを並べて確認する画面。
出力・面付け連携
ページ確定後、印刷用PDFを出力し面付けへ渡す画面。
※ 画面・帳票の構成はイメージです。実際のデザインはヒアリングのうえ個別に設計します。
TECHNOLOGY
採用する技術
扱うデータの規模と最終調整の要否に応じて、最適な方式を選びます。InDesignを活かす場合はスクリプト(自動組版)として実装し、Web完結や超大量データの場合は独自の組版エンジン(HTML/CSS組版やPDF直接生成)を採用します。データはXML/JSONで構造化し、レイアウトルールと分離することで、更新と再組版を効率化します。
PRICE & PERIOD
費用と開発期間の目安
開発期間の目安
3〜8ヶ月
費用の目安
300万円〜
自動組版スクリプト
300万円〜
定型ページの自動流し込み
- レイアウトルール定義
- データ流し込み自動組版
- 印刷用PDF出力
スタンダード
600万円〜
大量データ・改訂運用
- 自動組版スクリプトの全機能
- 差分更新・再組版
- 目次・索引の自動生成
- データベース連携
組版プラットフォーム
1,000万円〜
継続発行を仕組み化
- スタンダードの全機能
- Web上での原稿入稿・校正
- 複数刊行物のテンプレート管理
- 長期保守・運用サポート
※ 価格はすべて税別・目安です。機能要件により変動します。正確なお見積もりは無料で承ります。
CASE
導入イメージ
数千ページの商品カタログ自動組版
毎年数千ページの商品カタログを制作していた印刷会社が、商品データベースからの自動組版システムを導入。価格・スペックの更新をデータ側で行えば、レイアウトルールに沿って全ページが自動生成される仕組みに。従来は数ヶ月かかっていた改訂作業が大幅に短縮され、誤植リスクも減少。担当者は確認とデザイン調整に専念できるようになりました。
※ 想定される活用イメージです。
FAQ
よくある質問
Q. InDesignを使い続けたいのですが対応できますか?
はい。InDesignのスクリプト機能を使った自動組版として実装できます。データの流し込みと定型処理を自動化し、最終的な微調整はデザイナーがInDesign上で行う、というハイブリッドな運用が可能です。
Q. 日本語の細かい組版ルールにも対応できますか?
禁則処理・約物の詰め・ルビ・縦組みなど、日本語組版特有の要件に対応します。貴社の組版基準をヒアリングのうえ、ルールとして定義します。
Q. どんなデータ形式から組版できますか?
Excel・CSV・データベース・XML/JSONなど、構造化されたデータであれば対応できます。既存のデータがある程度整理されていれば、より短期間で導入できます。
Q. Webでの入稿・校正もできるようにできますか?
可能です。原稿の入稿・差し替え・校正をWeb上で行えるようにし、確定後に自動組版する運用も構築できます。定期刊行物の継続的な制作に効果的です。
組版システムの導入、まずは相談から
「何から決めればいい?」「自社の業務に合う?」「予算感だけ知りたい」——その段階で大丈夫です。
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