マルチモデルデータベース まるちもでるでーたべーす
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マルチモデルDBって何が便利なの?
マルチモデルデータベースとは
マルチモデルデータベース(Multi-Model Database) とは、リレーショナル・ドキュメント・グラフ・キーバリューなど複数のデータモデルを単一のDBエンジンで扱えるデータベースです。
通常、異なるデータモデルには異なるDB(MySQL + MongoDB + Neo4j等)を組み合わせる必要がありますが、マルチモデルDBはこれを一元化し、データの整合性管理やトランザクション管理を簡素化します。
主なマルチモデルDB
| 製品 | 対応モデル | 特徴 |
|---|---|---|
| ArangoDB | ドキュメント・グラフ・KV | オープンソース、AQLで統一操作 |
| Azure Cosmos DB | ドキュメント・グラフ・KV・テーブル | Microsoftのフルマネージド |
| FaunaDB | リレーショナル・ドキュメント | サーバーレス対応 |
| OrientDB | グラフ・ドキュメント・KV | Java実装 |
| PostgreSQL(+拡張) | RDB+JSON(JSONB)+全文検索 | 拡張機能で疑似マルチモデル |
データモデルの使い分け例
| データ | 向いているモデル |
|---|---|
| ユーザープロファイル | ドキュメント |
| フォロー・フレンド関係 | グラフ |
| セッション・キャッシュ | キーバリュー |
| 取引・財務データ | リレーショナル |
| 全文検索 | 検索エンジン |
歴史と背景
- 2010年代:NoSQLの多様化で「DB選択が複雑すぎる」問題が顕在化
- 2014年前後:ArangoDBなどマルチモデルDBが登場
- 現在:Azure Cosmos DBが大企業向けマネージドマルチモデルの代表格として普及