評価指標

平均絶対誤差(MAE) へいきんぜったいごさ・えむえーいー

MAE平均絶対誤差回帰評価誤差指標Mean Absolute Error
平均絶対誤差(MAE)について教えて

簡単に言うとこんな感じ!

回帰モデルが「実際の値とどれだけズレているか」を平均した指標だよ。家賃予測モデルで「MAE = 2万円」なら、平均して2万円の誤差があるってことで直感的に理解しやすい。外れ値の影響を受けにくいのも特徴なんだ!


平均絶対誤差(MAE)とは

MAE(Mean Absolute Error:平均絶対誤差)は、回帰モデルの評価指標です。実際の値と予測値の差の絶対値の平均を計算します。

MAE = (1/n) × Σ|y_i - ŷ_i|

y_i:実際の値
ŷ_i:予測値
n:サンプル数

単位が元の変数と同じ(例:予測が家賃なら円単位)ため、ビジネス上の意味を直接理解できるのが大きな利点です。


回帰評価指標の比較

指標特徴
MAE平均(|誤差|)外れ値にロバスト、解釈しやすい
MSE平均(誤差²)外れ値を強く罰則、微分可能
RMSE√MSEMSEを元の単位に戻したもの
R²(決定係数)1 - SS_res/SS_tot0〜1でモデルの説明力を示す
MAPE平均(|誤差/実値|)相対誤差。ゼロ除算に注意

MAEとMSEの使い分け

MAEを選ぶ場合:
  - 外れ値が多いデータ
  - 大きな誤差も小さな誤差も同等に扱いたい
  - ビジネス関係者への説明が必要(直感的)

MSEを選ぶ場合:
  - 大きな誤差を特に避けたい(罰則を強くしたい)
  - 損失関数として使う(微分が連続)
  - 数学的な扱いやすさを重視

歴史と背景

  • 統計学の初期から:最小絶対偏差法(LAD回帰)と関連
  • MAEはロバスト推定の観点から常に研究・活用されてきた
  • 現在:scikit-learnで1行計算できる標準的な回帰評価指標

関連用語